1969年から79年までの主なメンバーはボーカル・ギターのジェフ・ハンナJeff Hanna、ドラム・ハーモニカのジミー・ファッデンJimmieFadden、マルチ・プレイヤーのジョン・マッキューエンJohn McEuen、ボーカル・ギターのジム・イボットソンJim Ibbotson。
1976年から81年まで、一時「The Dirt Band」と改名し、82年に旧名に戻った。
私が愛聴していたこの間のアルバムに、旧作ライブが多い「Stars andStripes Forever」1974年と、ベスト盤「Dirt Silverand Gold」1976年がある。どちらも購入したのはLPで「 Stars and Stripes Forever」は輸入盤の2枚組、「Dirt Silver and Gold」は日本で1978年夏に発売された3枚組で、その頃に購入したようだ。
ほかに、「Banjoman,」1973年1月にカンサス・ステート大学で行われたライブを収録した映画のサウンドトラックのアルバム「バンジョーマンBanjoman」に「Battle of New Orleans 」「Diggy Liggy 」が収録されている。このアルバムは1977年米・日で発売された。
「Fish Song」。ジミー・ファッデンの作品。1971年録音。コロラドあたりの小さい川を思わせる叙情的かつ陽気な歌。リードボーカル・ギター・ハーモニカはジミー・ファッデン、マンドリンはジョン・マッキューエン、ドラム・サブボーカルはジェフ・ハンナ、ベースはレス・トンプソン、ピアノはジム・イボットソン。
「Ripplin' Waters」。ジム・イボットソンの作品。1975年録音。谷川の幻想的なせせらぎから始まる歌。
「Mother Earth (Provides For Me)」。1976年録音。以下はダート・バンド時代の曲。
アメリカン・フライヤーAmerican Flyerのエリック・カズEric Kazの作品。
「Cosmic Cowboy, Part 1」。 1976年録音。
シンガーソングライターMichael Martin Murpheyがナッシュビルで録音した1973年の作品のカバー。
「Jamaica Lady」。 1976年録音。
ポップ・カントリー系シンガーソングライターDavid James Holsterの作品。レゲエ風の歌。
ボーカルはダートバンドに当時在籍していたジョン・ケーブル。