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Channel: いちご畑よ永遠に
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80年代の名曲 デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ 「Come On Eileen カモン・アイリーン」

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キシーズ・ミッドナイト・ランナーズDexys Midnight Runners Come On Eileenカモン・アイリーン
 
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズは1978年に結成されたイギリス・バーミンガム出身のバンド。
リーダーでシンガー・ソングライターのケビン・ローランドのワンマンバンドであり、ローランドと折り合いがつかず50人ほどのメンバーチェンジがあった。毎回つくる音楽、ファッションが違う。
ケビン・ローランドはイギリス生まれだが、両親はアイルランド出身。ローランドが作る楽曲はアイルランドに根差したものが多く、ボーカルは風変りである。
19834月、「カモン・アイリーンCome On Eileen」が全米1位に輝き、代表曲となる。
 
Come On Eileen
この曲はケビン・ローランドとギターのビリー・アダムス、トロンボーンのビッグ・ジミー・パターソンとの共作であり、バンジョーやフィドルを使用したケルティック風のサウンドとなっている。
 
19827月にイギリスで発売され、アメリカでは彼らの初のシングルであった。この曲の前後の1位はマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」と「ビート・イット」であった。
 

イントロのフィドルのソロはアイルランド民謡「Believe Me, if AllThose Endearing Young Charms(春の日の花と輝く)」冒頭の1節。

 
ケルト文化が残っていたのは、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、フランスのブルターニュ地方で、アメリカへ移民したものも多く、アメリカのルーツミュージックとなっている。
私の好きなアメリカ南部のケイジャンもその一つの表れであり、フィドルやアコーディオンが特徴的な楽器となっている。
PVではケルトダンスのように下半身だけで踊るスタイルが見られる。音楽の目的としてダンスミュージックというのも特徴である。こういう要素がこの曲に詰まっており、アメリカでヒットしたと思われる。

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