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レーナード・スキナードの名曲 「スウィート・ホーム・アラバマSweet Home Alabama」

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レーナード・スキナードLynyrd Skynyrdはアメリカのサザン・ロックバンドである。
 
サザン・ロックとはこういう音楽だというときの有名な代表曲・3大名曲といえば、オールマン・ブラザーズ・バンドの「ランブリンマンRamblin' Man」、「ジェシカJessica」(いずれも1973年)と、レーナード・スキナードの「スウィート・ホーム・アラバマSweet HomeAlabama」(1974年)である。
 
サザン・ロックはオールマン・ブラザーズ・バンドのディッキー・ベッツが「ブルースカイBlueSky (1972)で初めて完成させた音楽スタイルで、ロックを土台にカントリーとブルースを融合させた、ゆるやかで緩急をつけメロディアスにうたうレイドバックしたギタースタイルを特徴とする。
オールマン・ブラザーズ・バンドの3曲については、
 
レーナード・スキナードは、1964年にフロリダ州ジャクソンビルで結成され、高校に通っていたときの体育教師、レオナルド・スキナーの名前をもじって1969年に「レーナード・スキナード」と改名した。
バンドは70年代初期に南部全域で演奏を続け、ハードなブルースロックのサウンドとイメージをさらに発展させ、スタジオでの実験的なレコーディングを行った。彼らはこの独特な「サザン」サウンドを、カントリー、ブルース、そしてブリティッシュロックの影響を少し取り入れ、融合させることで作り出した。
 
1972年にブラッド・スウェット・アンド・ティアーズのアル・クーパーに見いだされ、クーパーはファーストアルバム『レーナード・スキナード』(1973年)をプロデュースした。
ストロベリー・アラーム・クロックのギタリスト、エド・キングはゲイリー・ロッシントン、アレン・コリンズに続く3人目のギタリストとして正式加入し、バンドはライブにおいてスタジオでの3つのギターセクションを再現できるようになった。
 
1974年のセカンドアルバム『セカンド・ヘルピングSecondHelping』では、ニール・ヤングの「サザン・マン」や「アラバマ」へのアンサーソングである収録曲「スウィート・ホーム・アラバマSweet Home Alabama」が、シングルとして8月のチャートで8位とヒットして彼らの代表曲となった。
 
絶頂期であった197710月に飛行機事故でバンドを創設した中心メンバーでボーカルのロニー・ヴァン・ザントら3人が死亡し、解散した。
生き残ったメンバーは1987年に、リードボーカルにジョニー・ヴァン・ザント(ロニー・ヴァン・ザントの弟)を迎え、レーナード・スキナードとしてバンドを再結成し、オールマン・ブラザーズ・バンドとならぶサザン・ロックの2大バンドとして活動をつづけ、2018年に解散コンサートをおこなった。
 
「スウィート・ホーム・アラバマ」(Sweet Home Alabama)はメンバーのエド・キング、ゲイリー・ロッシントン、ロニー・ヴァン・ザントの3人が共作した。
ゲイリー・ロッシントンがリハーサルで弾いたギター・リフが元になり、ロニー・ヴァン・ザントが歌詞を作り、エド・キングとロッシントンが作曲したという。リードギターはエド・キングが担当した。
 
この曲はニール・ヤングの「サザン・マン」及び「アラバマ」という曲へのアンサーソングだが、バンドはヤングの大ファンで、一方のヤングも「奴らのようなアーティストの曲に俺の名前が出てきたことを誇りに思うよ」「偉大な曲だと思う。」と語っている。
また、人種差別主義的な政策で知られるアラバマ州知事ジョージ・ウォレスを賛美した歌と思われたこともあるが、ロニー・ヴァン・ザントは「例のくだりの後に『ブー! ブー! ブー!』って言葉がある」と語り、ニクソンのウォーター事件へ言及と合わせて、南部人一般の反応を語っているにすぎないという。
 
この曲はギターのリフやソロがゆったりしたサザン風で、歌のメロディーもいい。ホンキートンク風のピアノの入り方も雰囲気がいい。完璧な名曲。
 
「スウィート・ホーム・アラバマ」は当時から頻繁にラジオから流れていて、好きな曲である。197710月の飛行機事故は新聞で見て驚いた。

イメージ 1
1991
1115日の愛知厚生年金会館でのコンサートを鑑賞した。その前に、日本の二次メーカーが制作したベスト盤CDを購入して聴いたが、十数曲のうち「スウィート・ホーム・アラバマ」しか聴ける曲がないことにがっかりした。コンサートも客入りは悪かったし、「スウィート・ホーム・アラバマ」以外の印象は薄い。
 
Youtube時代になり、「フリー・バード」を聴いたが、凡曲だった。その他のライブも見たが、めぼしい曲はなかった。

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