ティティカカ湖。太陽の島南部のピルコカイナ遺跡。
2015年6月29日(月)。
太陽の島北部の遺跡を見学したのち、南部の中心地ユマニを通過してピルコカイナ遺跡見学のため、崖下の小さな桟橋に降り立った。
太陽の島南部と半島の遺跡案内図。
太陽の神殿ピルコカイナ遺跡と記されている。南の半島とは至近距離にある。樹木が鬱蒼とした小島にはチリャカ島という名が付いている。ここの東正面には月の島がある。
ピルコカイナ遺跡。
2階建てで、1階には内部で連結された12の空間を持つ。
内部。
内部の祭壇下にはコカの葉などが落ちている。太陽の島に入る時は、コカの葉を捧げて入島する風習があるという。
内部からティティカカ湖に浮かぶ月の島を望む。
神殿裏の門。
神殿裏からの風景。月の島が見える。その奥にレアル山群。右はチリャカ島の一部。
左方向の風景。
神殿の南側面。
南側の風景。太陽の島南端。半島の北端。チリャカ島。
15時30分頃にピルコカイナ遺跡を出て、半島のヤンプパタ港へ帰る。
ヤンプパタ港。
15時50分頃に到着。送迎の車に乗り、コパカバーナまで帰る。途中の小さな教会で民俗衣装を着た女性たちが祭礼なのか数十人踊っていた。
コパカバーナの海岸。
港前の通りに16時20分頃到着。港の北には、ボートなどで遊ぶビーチがある。
コパカバーナの海岸。特産の鱒(トゥルチャ)を食べさせるテント張りのレストランが連なっている。
コパカバーナの海岸。港の北には丘がある。海岸近くにはホテルが連なる。
ブッシュ通り。
港前の大通り(8月6日通り)の一本南にある通り。
ブッシュ通りにある「オテル・パライソ・デル・ラーゴ」に宿泊した。
部屋に帰って、しばらく休んで、17時過ぎに町に出かけた。
広場とカテドラル。
コパカバーナのカテドラル。
コパカバーナは、ブラジルのリオデジャネイロにある有名なビーチだが、その名前はボリビアのコパカバーナのカテドラルに祀られていた聖母像のレプリカを安置する教会が、18世紀半ばに建てられたことに由来するので、本家コパカバーナはこの町の名である。
コパカバーナはアイマラ語でコタカワナといい、「湖の眺め」の意味という。別の説では「豊穣の女神」の意味ともいう。
現在のカテドラルもインカ時代の神殿跡の位置に建てられている。太陽の島がインカ伝説の聖跡として巡礼地となると、コパカバーナにも幾つかの神殿が建てられていた。
コパカバーナのカテドラル。
スペインによる征服後、16世紀末にマンコ・カパックの子孫が褐色の聖母像を造って教会に安置すると様々な奇跡が起こり、聖母像が土地のアイマラ人やボリビア人から尊崇の対象となり、現在でも多くの巡礼者を集めている。
広場の露店。ポップコーン売り。
市場はこの時間帯では閉まっていた。広場の周りには露天が多い。子供がやっているサンドイッチ屋が安くてボリュームがあったので、夕食はそれで済ました。ポップコーン売りもあちこちで店を広げていた。安いものなので、大袋を買ってホテルに戻った。
翌日午前は太陽の島南部と月の島のクルーズに出かけた。