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台湾 台東市 国立台湾史前文化博物館 紋面 刺黥用具 銀帽 八角帽

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タイヤル族の女性の紋面。
20161130()。国立台湾史前文化博物館。台東市。
原住民族展示室。紋面とは顔面への入れ墨である。倭人も黥面文身をしていた。
 
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タイヤル族の女性の紋面。
 
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タイヤル族の女性の紋面。
タイヤル族の女性は額と両頬に入れ墨をした。両側の耳から唇までの入れ墨は橋のように見える。その橋は天へ渡る橋を意味した。タイヤル族の信仰では、紋面がなければ、死後に祖霊の世界に受け入れてもらえないと信じられていた。
 
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男性の顎への入れ墨は首狩りの実績が必要であった。
 
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首狩りは畑と狩猟のテリトリーを守るための方策であった。首狩りに成功したときのみ、顎への入れ墨と笛の演奏が許された。
 
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頬と顎の紋。
支族ごとに紋は異なっていた。
 
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刺黥用具。木盤。工具を置くための盤。
 
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刺黥用具。刺黥針。打棒。鍋灰。
「台湾考古民族誌」(国分直一、1981)所収「台湾原住民族工芸図譜」(1948)より抜粋。
刺黥針は黄銅製の針あるいは縫針をならべて、緊縛して作成する。男女の頬用には6本の針、婦女の頬を刺すものは10本の針をならべたものを使用する。
顔面上に刺黥針をつけて、槌(打棒)でこれを敲く。顏の皮膚が破れて、血が滲み出ると、その血を拭い去って、熬煙(ごうえん)を塗る。
熬煙とは、松か桧を焚いて、鍋底に付着した煤煙に猪の油を混ぜて練ったもの。
 
刺黥には非常な苦痛を伴う。ことに婦人の頬に刺すときの疼痛は耐え難いという。そのため、円竹で編んだ簀を地上に敷き、受刺者をその上に寝かせ、麻縄で竹簀の上に縛りつける。
日本時代に刺黥は禁止された。
 
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パイワン族の家屋。頭目の家屋
石板家屋建築と彫刻はその階層社会の象徴であり芸術でもある。
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パイワン族の木彫。
 
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原住民族の集落。
 
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槍。アミ族。
 
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魚筌。竹筒。魚簀。藤盒。漁網。アミ族。
 
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巫師用具。煙管。竹鼓。アミ族。
 
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貴族と土地。
ルカイ族はその豊富な自然資源を使い生業としている。風習上、貴族は土地の所有者であり、平民から年貢を取る権利があり、各集落には貴族がどのようにして土地を所有するようになったかについての伝説がかなり見られる。
年貢は寡婦や祭事に費消される。
 
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ルカイ族の頭目の家。
 
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皮帽。
 
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ヤミ(タオ)族。蘭嶼島。
 
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雅美八人大船。
 
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銀帽。籐甲。丁字帯。ヤミ族。
銀帽は大船の進水式のときに舵取りだけがかぶる。眼の位置に横長の細い窓があいている。
 
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八角帽。女裙。ヤミ族。
女性が着用する。

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