シンディ・ローパーCyndi Lauper
「Girls Just Want to Have Fun」1983年。
日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1984年4月30日付から3週連続1位。
ビルボードでは1983年12月にチャート入り、1984年3月10日2位。1位はヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」。PVで、楽しそうに騒いでいる感じは当時では変わったビデオだった。髪を変わった色に変えているし、服装もハチャメチャでとにかく変わっているという印象があった。
実の母親も出演しているということは当時話題になった。下積みが長かったということも。
シンディ・ローパーには、このビデオのイメージしかない。
デビュー作にして、「「Time After Time」とならぶ代表作。
しかし、おかしな女が歌っているとしか思えず、一発屋で終わると思った。
「Time After Time」。1984年。
1983年のアルバム『シーズ・ソー・アンユージュアル』の収録曲で、シンディとザ・フーターズのロブ・ハイマンが共作した。翌1984年にはシングル・カットされ、全米1位を獲得している。マイルス・デイヴィス等多数のアーティストにカヴァーされるスタンダード・ナンバーとなった。
マイルス・デイヴィスの演奏を聴いてみたら、クールジャズ風のアレンジで、静かにラッパを吹いていた。しかし、ジャズのスタンダードナンバーとしては定義が違う気がする。
カバー例は多いが、シンディの原曲が素晴らしいだけに、それを越えることは難しい。
ベストヒットUSAでよく見ていたが、最近のyoutubeの再生回数がいつのまにか驚異的な数になって驚いた。当時はそれほどまでの評価はなかったが、じわっとくる名曲、飽きのこない名曲なんだろう。
「She Bop」もある程度ヒット。サビは覚えやすい。
「Money Changes Everything」(1984年)。名曲。
「The Goonies 'r' Good Enough」(1985年)はメロディーは覚えやすい。PVは違っていたような。
「True Colors」1986年。名曲。
ベストヒットUSAや「笑っていいとも」でも頻繁に出演していたが、真剣に聞いていなかった。
最近、WIKIを読んで、下積み時代に日本人店主に励まされて、親日家になった話しを知った。東日本大震災のときもコンサートをそのまま開催いてくれたことも知った。
日本政府はシンディ・ローパーに勲章を授与する必要がある。