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Channel: いちご畑よ永遠に
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90年代の名曲 ザ・コアーズ  「Heaven Knows」「Someday」「Secret Life」「Leave Me Alone」

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ザ・コアーズThe Corrsは、アイリッシュ・ロックバンド。ケルティック・フォーク・ロック。
コアー兄妹(姉妹3人とその兄)により1990年に結成され、1995年にレコード・デビューした。2005年に活動を休止したが、2015年から活動を再開している。
 
アイルランドの伝統的なケルト・サウンドとロックを融合させたサウンドが特徴。
1995年に1stアルバムを発表。1996年に初来日した時に、情報番組で見て関心を持ったと記憶する。
なぜかというと、1972年にマハビシュヌ・オーケストラを聴いて以来、バイオリンの入ったロック・ジャズが好きだから。
早速、アルバム「Forgiven, Not Forgotten」をCDレンタルで聴き、4曲をダビングした。「Heaven Knows」「Someday」「Secret Life」「Leave Me Alone」。あとの曲は魅力なし。なお、アイルランド民謡をロック化した「Toss the Feathers」は評価が高い。
 
魅力なのは、テンポがよく、透明感のあるハーモニーと、バイオリンの演奏で、バイオリンはロック・ポップ的または伝統音楽的に演奏されている。
ケルトミュージックはケイジャンやアメリカン・フォーク・カントリーの源流なのでその点でも趣向的には合う。
アメリカにはアイルランド移民が多く、炭坑労働者の娘・ロレッタ・リンもアイルランド系である。
 
その後、97年のCD「トーク・オン・コーナーズ」もレンタル。良曲は「ソー・ヤング」「クィーン・オブ・ハリウッド」の2曲のみ。その後、2000年に「Breathless」のヒットでアメリカでも知られるようになり、MTVでもよく見かけた。
代表曲は一般的には「ソー・ヤング」と「Breathless」だろう。
日本でも熱心なファンはいるようだが、圧倒的に無視されているのが現実。
 
今回再度聴きなおしたが、名曲といえるのはアルバム「Forgiven, NotForgotten」の中の4曲のみ。「Toss theFeathers」のライブでは、フリートウッド・マックのドラマーであるミック・フリートウッドがゲスト参加している。ティン・ホイッスルがなかなかいい。
ダンスミュージックとしての雰囲気を味わえる「 angel」(2004年)は映像的にもいい。
 
2008/1/2投稿を改変。

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