ブラック・サバスBlack Sabbath 「Paranoid パラノイド」
ブラック・サバスは、イギリスのハードロックバンド。ヘヴィメタルの源流となる始祖的グループとしても知られる。
「レッド・ツェッペリン」「ディープ・パープル」と並ぶ、三大ハードロック・バンドに数えられる、なんて誰が言ってるのか。ヘビメタ分野ではトップバンドかもしれないが、ハ-ドロック全体では、はるかに格下のバンドだ。
1968年にバーミンガムで結成。ボーカルのオジー・オズボーンと、ギターのトミー・アイオミの重いギターリフが特徴。
1970年の「パラノイド」がヒット。日本でもほぼ同時期にラジオでよく流されて、聴いていた。歌の流れ、ギターとも良かった。当時を代表する印象的な名曲といえよう。しかし、それ以降は私にとって魅力ある曲はなかった。
黒魔術や悪魔のイメージを打ち出していたらしいのは、何となく知ってはいたが、曲自体が快いものでなかったので、聴くことがなかったと思う。
音楽とは聴いて楽しくなるもの、快感になるもので、恐怖心を感じたり、不快になるものは音楽とはよばない。後者の音楽が好きだというのであれば、それは否定しないが、私は聴かないだけだ。
1977年にオジー・オズボーンは解雇されたが、80年代に音楽シーンへ戻ってきた。そのときに、「パラノイド」のボーカルと知ったが、醜悪な姿は不快だった。
ヘビー・メタルは嫌いな分野なので、今後とも聴くことはない。