カントー川のリバーサイド。カントー市場と対岸へのフェリー乗り場。2013年1月31日(木)。本日はカントーでカイラン水上マーケットと運河見学のボートツアーののち、路線バスでホーチミンへ帰り、そのまま空港から帰国の途につく日程。
カイラン水上マーケット・ボート・トリップは旅行会社のカントー・ツーリストは高かったので、ホテルのフロントに手配してもらい、私一人乗船で45万ドン(1890円)。小運河の航行も付いて6時30分から3時間のデュレーション。
5分前にホテルのロビーに行くと、おばさんが待っていて、リバーサイドのニンキエウ公園にあるボート出発地まで徒歩数分で着いた。船着場ではなく、川端にロープをともして船外機付きの小舟が待機しているだけ。操船は専門のおばさんが担当。
船に乗ると、間もなく、カントー市場と対岸へのフェリー乗り場のある川寄りの中心街が見えてくる。
東のメコン川方面から朝日が昇り、熱帯の樹林に一瞬の朝焼けをもたらした。
カントー・ツーリスト社の大きな船が追い越して行った。大きい船は運河クルーズに適しない欠点がある。
カントー川を40分かけて7劼曚鋲鄒召愾未襪函⇒名なカイラン水上マーケットに近づいてきた。
カイラン水上マーケット。大小の船が1劼曚匹墨△覆辰道埔譴魍いている。大型の船は卸の商人の船で小さい船は農家の船。主に、卸商が農家から農産物を買い取るのが基本だが、卸の船から小さな船が品物を買い取ったり、小さい船が物々交換している例もある。
古代・中世の市場はこんなものだったかという気分にさせてくれる。
カイラン水上マーケット。船に立てられたサオには農産物がぶらさがっており、商っている商品の看板となっている。
カイラン水上マーケット。商っている農産物は、キャベツ、ウリ、水イモ、トマト、ライム、バナナ、ココナッツなど。
カイラン水上マーケット。川の中央を進み、船の列の再後端に達した地点から進路を転回して、市場の真ん中の水路へ入って行く。
カイラン水上マーケット。市場を15分間ほど見学していると、フォーを売る船が来たので、1杯作ってもらい、食べた。日本の中近世にも川を上下する客に飯を売る「喰らわんか船」があったというが、こんなものだったのだろうか。コーラもあったので購入。
このあと、メコンデルタを迷路にようにして造られた小運河を航行し、ホテル近くの船着き場へ帰る行程へと続く。