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Channel: いちご畑よ永遠に
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ロックの名曲 T・レックス  「ゲット・イット・オン」、「テレグラム・サム」、「メタル・グゥルー」、「20センチュリー・ボーイ」  

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T・レックス (T. Rex) は、1970年代前半に活躍したイギリスのグラムロックを代表するバンドで、全盛期は第2のビートルズといわれた。グラムロックのグラムはグラマラスな衣装とメイクからきている。
のちのビジュアル系バンドやヘビメタのスタイル・ファッションに影響を与えた。

バンドの中心人物は、デヴィッド・ボウイの友達であったマーク・ボラン(19471977年)であった。
1968年にデビューしたころはアコースティック・ギターとヴォーカルのマーク・ボランとパーカッションの二人組で、ティラノザウルス・レックス(Tyrannosaurus Rex)と名乗り、フォークロックを指向したバンドであった。1970年にエレクトリック・ギターを導入した。
 
197012月に「T.Rex」とバンド名を短縮した。71年にベースとドラムが加わり、4人組のバンドになる。
改名後2作目のアルバム『電気の武者ElectricWarrior』がUKチャート1位の大ヒットとなり、シングル「(バング・ア・ゴング)ゲット・イット・オンBang a Gong (Get It On)」が英1位・米10位と大ヒットし、一躍世界に知られるバンドとなった。
1972年、シングル「テレグラム・サムTelegramSam」「メタル・グゥルーMetal Guru」がいずれも全英1位とヒット。
1973年のシングル「20センチュリー・ボーイ20th Century Boy」は東芝EMIのスタジオでレコーディングされたという。日本でも武道館公演を行なった。
1975年に入るとグラムロックブームが終わり、急速に人気はしぼんでいった。1977916日に内縁の妻が運転する車が街路樹に激突し、同乗していた彼は29歳で死去した。生前、「30歳まで生きられないだろう」と言っており、30歳の誕生日の2週間前に死去した。彼の死でT.Rexは活動を休止した。
 
当時、日本でも爆発的な人気があり、「ミュージック・マガジン」の表紙をよく飾っていた。日本ではビートルズと同じ東芝からレコードが発売されたので、「第2のビートルズ」と名付けられたのだろう。
「ゲット・イット・オン」はほぼ英米と同時期にラジオで聴いたと記憶する。キラキラメイクはまだ珍しかった。サウンドもそれまで聴いたことがなかったもので、厚みがあった。
ボーカルのリフがキャッチーで粘っこく、脳に定着しやすかったせいだろう「ゲット・イット・オン」、「テレグラム・サム」、「メタル・グゥルー」という呪文のような歌詞を頭の中で繰り返していた。「20センチュリー・ボーイ」の粘着的なギターリフのイントロは今でもテレビ・ラジオで使われている

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