Quantcast
Channel: いちご畑よ永遠に
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1170

名古屋城本丸御殿上洛殿 三之間 二之間 一之間 入側 彫刻欄間 飾金具

$
0
0
イメージ 1
2018
1017日(水)。名古屋城本丸御殿上洛殿。三之間。南側。二之間方面。
三之間西面に見える襖絵の一部は「芦鷺瀑辺松樹図」(ろろばくへんしょうじゅず)で、狩野探幽画(重要文化財)の復元絵画。
入側(廊下)は往路・復路に分けられて見学することになる。
 
イメージ 2
三之間。入側外側の「花狭間(はなざま)格子欄間」。
透かし彫りの花模様を付けた板でつくられ、部屋の連続性を視覚的に表現している。
 
イメージ 3
三之間。入側隅の飾金具。
意匠は桔梗の花束、葡萄に栗鼠(りす)、葵の紋。
 
イメージ 4
三之間。入側の飾金具。
栗鼠(りす)は同じ方向を向いている。
 
イメージ 5
三之間。入側の飾金具。
栗鼠(りす)は対面しており、右の栗鼠は口を開け、阿吽のように並んでいる。
 
イメージ 6
一之間・二之間の入側境の彫刻欄間。「椿に山鵲(さんじゃく)」。
山鵲は両面に配されており、どちら側から見ても表になっている。
 
欄間彫刻は将軍と対面する者の視線を意識し、富貴・平安・長寿の理想的社会を示そうとする意図を看取することができる。
 
イメージ 7
二之間。西北方向。西襖絵は琴の画題が描かれている。
水の流れる広い空間に琴棋書画図を描く。東側襖が棋(碁)、西側襖が琴、南側襖が書画。
いずれも狩野探幽筆。
北の床の間壁貼付け絵の画題は不明だが、滝および高士が佇む亭が描かれている。
 西の一之間との境の上の彫刻欄間は「竹と梅と鶏」で、表は一之間側になる。
イメージ 8
一之間南入側東側長押上欄間。
 
イメージ 9
彫刻欄間。
 
イメージ 10
飾金具。

イメージ 12
飾り金具。左の栗鼠は枝に乗っている。

イメージ 11
飾金具。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1170

Trending Articles