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Channel: いちご畑よ永遠に
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サクラ花見 山梨県北杜市 日本三大桜 山高神代桜 眞原桜並木

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「眞原桜並木」。山梨県北杜市。
2019411()12日(金)にかけ、山梨県の桜の名所見物にでかけた。411日に山高神代桜と新倉山浅間公園を見学し、12日は忍野八海と長野県富士見町の井戸尻考古館を見学した。
昨年の同時期に企画したが、心臓病手術直後だったため見合わせていた。桜の開花時期は花粉飛散と重なるため、ここ20年ほどは観光をしない時期としていたが、最近は症状が出なくなったので、出かける気になった。
 
高速道路と宿泊費を使わないために、一般道路を使い、道の駅「富士吉田」での車中泊とした。
自宅からの往復距離は約618㎞、ガソリン代は4600円だった。食事は菓子パンと菓子を事前に用意して済ました。駐車代が、新倉山浅間公園1000円、神代桜500円。井戸尻考古館入館料が身障者割引半額で150円。忍野八海の駐車料は300円だが、早朝だったので支払えなかった。
 
急に行く気になったのは、真冬なみの寒波が来て、桜の散る時期が遅くなり、ネットで開花状況を確認すると、二つとも同時に見られるように思ったから。
実際には、2019年の411日時点で神代桜は散り始め、新倉山浅間公園は7分咲きだった。
 
49日が良かったのだが、リンゴ・スターのコンサートがあったので無理だった。10日は雨で、関東地方山間部は雪。名古屋から伊那谷の国道153号で行くのだが、長野県の治部坂峠あたりの雪で道路状況がどうなっているのか、不安がありつつも、行けるだろうとは思っていた。
 
411855分ごろ、名古屋市守山区の自宅を出発。瀬戸市赤津から峠越えで豊田市内山間部へ。川沿いに桜が満開であった。153号線へ入り、道の駅「いなぶ」でトイレ休憩。長野県に入ると、桜の蕾がちらほら。治部坂峠あたりに来ると、路肩に雪、周辺の斜面にも雪が残っていた。ただ、交通量は多く、昼前だったので、橋の上も凍結の心配はなかった。飯田市内からは半分ほどバイパス道路を通る。ナビでは伊那市から右折して、高遠経由で杖突峠を通って茅野市の国道20号線へ出るよう指示されている。杖突峠は標高が高く通過できるか心配したが、通行できなければ案内標識が出ているだろうと、注意して見ていたがなかったので、思い切って右折した。このルートは何度も通っているが、川の土手の桜が満開であった。高遠城址公園付近は観光客が多かった。高遠城址の桜は35年ほど前に見ている。帰路で立ち寄ろうと思ったが、時間に余裕がなかったので寄らなかった。杖突峠方面からは観光バスも対向してきたので、安心した。ただ、峠付近では小雪が舞って、周囲は雪一色であった。
国道20号線を南進して、白州から西へ入り、山高神代桜へ向かうと、車道右側の脇道に車を誘導する場面があった。ふと見ると「眞原桜並木」と書いてあった。ネットで、神代桜とともに名前を見た覚えがあったので、Uターンして「眞原桜並木」へ向かった。時刻は1435分ごろで、神代桜に15時ごろ着く目安にしていたので、やや余裕があった。
 
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「眞原桜並木」。山梨県北杜市。
「眞原桜並木」は武川町の眞原(さねはら)地区に広がる牧草地の道路脇の桜並木で、約750mもの桜のトンネルが伸びている。
 
道路に車を停めるわけにもいかず、300mほど進むと、右側の20台ほど収容できる無料駐車場に誘導された。
簡易式ながらトイレもあり、道路脇には売店もある。
 
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「眞原桜並木」。山梨県北杜市。
昭和20年代に入植してきた人達が土地の発展を願い、昭和40年代にソメイヨシノを植樹したのが始まりで、本数は約200本ある。
 
山高神代桜より例年1週間〜10日ほど遅く見頃を迎えるという。
山高神代桜から車で10分弱なので、神代桜を見学し終わった観光客には手頃の場所だ。
上空にヘリコプターが飛んでいるのが気になった。
 
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山高神代桜(じんだいざくら)。山梨県北杜市。
福島県の三春滝桜・岐阜県根尾の淡墨桜と並ぶ日本三大桜の一つ。武川町の実相寺境内にある。
岐阜県の淡墨桜は約35年前、福島県の三春滝桜は約25年前に見学しているので、見たくはあったが、花粉症が気になって来られなかった。
 
実相寺に近付くと、駐車場の客引きが多くて迷った。15時ごろ、交差点から近い場所に、神代桜に一番近いと書いてあった駐車場へ入った。裏門の裏にあり、確かに一番近かった。500円支払っていると、さっきのヘリコプターは、見学客の80代のお婆さんが行方不明になったので空から捜しているということが分かった。
クラブ・ツーリズムの観光バスを見かけるぐらい観光客は多かった。ただし、日本人ばかりで外国人はいなかった。
 
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山高神代桜(じんだいざくら)。山梨県北杜市。
見る人は思わず手を合わせるともいわれ、永く人々の崇敬を集めてきた桜である。
満開を過ぎて散り始めであったが、数十年前から書籍や雑誌で見てきた姿を拝めることができて満足した。
 
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山高神代桜(じんだいざくら)。
樹種はエドヒガンザクラで、推定樹齢1800年とも2000年ともいわれる。
樹高10.3m、根元・幹周り11.8mもあり、日本で最古・最大級の巨木として、大正時代に国指定天然記念物第1号となり、平成2年には「新日本名木百選」にも選定された。
 
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山高神代桜。
伝説では、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の折に植えたといわれ、名前の由来になっている。また13世紀頃、日蓮聖人がこの木の衰えを見て回復を祈ったところ再生したため、「妙法桜」ともいわれる。
 
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実相寺境内。桜が満開であった。
 
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実相寺境内。
 
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実相寺境内。
 
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山高神代桜。
帰りぎわに反対側に回ると、根元には雪がまだ残っていた。
この地区は南アルプスが背景となる午前中のほうが撮影に向いていた。

1515分ごろ、ナビの目的地を新倉山浅間公園にセットして出発。
17時前に着きそうだったし、公園駐車場で車中泊できるかも知れないと思ったのである。
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韮崎市内から眺める富士山。
新府城跡横を通過すると、富士山が見えてきた。視度はよさそうである。
 
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新倉山浅間公園。忠霊塔裏から眺める桜と富士山。
4111720分ごろ。

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