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Channel: いちご畑よ永遠に
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桜・富士山・五重塔 新倉山浅間公園 山梨県富士吉田市

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桜・富士山・五重塔。新倉山浅間公園(あらくらやませんげんこうえん)。山梨県富士吉田市。
2019411()。17時20分ごろ。七分咲き。
 
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桜・富士山・五重塔。新倉山浅間公園。
WIKI公式写真。
日本の桜名所で外国人から一番人気があるのは新倉山浅間公園であろう。特にタイ人が訪れる名所として、5年ほど前からネットで話題になり、テレビでも取り上げられるようになった。
土日で好天、桜満開前後となれば道路渋滞・駐車不能状態になるのは間違いない。平日で富士山が見える状態なら、条件が最高でなくても仕方がない。
南の富士山方向に太陽が来ると逆光になるため、撮影時刻は朝か午後後半が望ましいらしい。
 
411()9時前に車で名古屋市内を出てから一般国道を使い、1430分過ぎに山梨県北杜市の「眞原(さねはら)桜並木」に到着、15時に山高神代桜のある実相寺に到着。
当初、道の駅「富士吉田」に車中泊して、翌朝に新倉山浅間公園を見学しようとしていたが、浅間公園横のP1駐車場で車中泊することや17時前後に到着できれば、そのまま見学することも選択肢に入れることにした。
 
ナビを新倉山浅間公園(0555232697P1駐車場にセットして、実相寺を1515分に出た。
国道20号線は順調だったが、甲府市内で渋滞した。橋の中程に事故車、パトカー、レッカー車が停まっており、15分ほどのロスとなった。「御坂みち」を走り、トンネルを抜けると富士吉田市街地の北端に着いた。20年ほど前、富士展望で有名な三つ峠山に登ったときに来たことを思い出した。
ナビに従って麓から細い道を登ると、新倉山浅間公園(0555232697P1駐車場に着いた。
1655分ごろであった。入口の係員に、車中泊できるか尋ねると、翌朝5時まで1000円とのこと。駐車場の係員は朝5時に出勤らしく、朝5時で料金が切り替わるようだ。車中泊しても、朝5時を過ぎれば再度1000円を払うことになる。
現在、富士山は見えている。翌朝の予報は晴れだが、ガスが濃ければ富士山が見られる保証はない。18時ぐらいまでは明るいので、この時間帯で見てしまうことにした。175分すぎに、駐車場を出て忠霊塔方面へ向かった
 
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新倉富士浅間神社。
P1駐車場横の石段を登ると、すぐ上に新倉富士浅間神社がある。
その先に、忠霊塔へ続く398段の階段道が見えている。ここは中腹なので、推定で、あと200段ほどの地点からの登りとなる。ネットでは、上りは巻道のアスファルト道が登りやすいと書いてあったので、アスファルト道を1区間歩いてみたが、遠回りになるので、石段を直登することにした。
 
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富士山。石段を振り返ると、異常に大きく見える。
10日の雪で積雪はこの時期としては多いのだろう。
 
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石段と富士山。
398段をまともに下から登ると大変なことになる。
心臓手術をした身体障害者1級にはつらい。5段ほどで呼吸が荒くなってしまった。休み休み登るしかない。
観光客はこの時間でも、上り下りとも多い。特にタイ人グループが多い。次に日本人。中国語も聞こえてくる。マレーシアやインドネシア系、欧米人もいる。
 
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忠霊塔広場。
10分ほどで到着。眺望ポイントである展望デッキは高さ約5mの崖上にあり、右から回りこんで数分登ると到着する。あと少しだ。
 
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展望デッキ。
詰め込んでも最大50人ほどの広さ。裏の斜面は閉鎖され、立入り禁止。警備員が監視している。
展望デッキ内が混雑した際は、5分間の交代制での観覧となる。
 
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桜・富士山・五重塔。新倉山浅間公園。
雄大な「富士山」と五重塔(忠霊塔)が一目に見ることができ“NIPPON”を体感できると海外からも大絶賛のスポットが実感できる。
 
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桜・富士山・五重塔。
新倉山浅間公園は新倉山の中腹にある。園内には約650本の桜(ソメイヨシノ)が咲く。
富士吉田市内と富士山を一望できる公園で、五重塔(戦没者忠霊塔であり仏塔ではない)がある。タイの義務教育課程で使用される教科書に掲載されたことがあるほか、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改訂第4版の表紙になり、同書で星二つの評価をうけた。

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桜・富士山・五重塔。
山梨県が2011年にタイの観光会社へアピールしたことによって、「京都と富士を同時に見ることができる場所」として、特にタイ人からの人気・知名度が高い。
富士吉田市は、2015年(平成27年)秋に、撮影・眺望ポイントに柵などを整備した。
 
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桜・富士山・五重塔。
展望デッキを離れて、やや右側の地点から。
戦没者慰霊塔(忠霊塔)は高さ19.5mの鉄筋コンクリート製で、1962年に設置された。
 
翌朝の富士山展望があるのかないのか保証はない。翌朝の富士吉田市内は小雪が舞っていた。
駐車場は朝5時以降は追加料金が必要だし、設備も貧弱なので、近くにある道の駅「富士吉田」へ向かった。
道の駅の観光案内所は19時まで開いていたので、翌朝見学する予定だった忍野八海のリーフレットをもらった。職員が電話を受けていて、内容が新倉山浅間公園についての問い合わせだったので、笑えてきた。
道の駅「富士吉田」で車中泊。泊車10台ほど、うちキャンピングカー2台。
330分ごろにトイレに行ったら目が覚めた。携帯テレビで録画を2本見た。5時ごろの車内気温は約3度。それほど寒くはなかった。真冬用の服装、シュラフ、毛布、使い捨てカイロ2個のおかげか。6時ごろから小雪が降ってきた。駐車場にも、わずかに残雪がある。
夕食・朝食とも自宅近くのスーパーで買った調理パン・菓子パンで済ませた。持参した登山用バーナーで熱いインスタントコーヒーを沸かして飲み、暖を取った。
412日は、忍野八海、長野県富士見町の井戸尻考古館を見学して名古屋市の自宅へ帰った。

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