黄金製装飾品。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。ホショーツァイダム博物館。ハラホリン近郊。6~8世紀。
2014年7月8日(火)。 ホショーツァイダム博物館の続き。黄金製耳飾り。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
銀製カップ、ポット。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
銀製動物形装飾品。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
石人。ビルゲ・ハーン、キョルテギン霊廟遺跡。
屋根瓦。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
排水管。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
石室。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
石室の壁。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡出土。
発掘風景。
発掘風景。
出土品。トルコ、モンゴル共同調査。
石人。
石人。
ビルゲ・ハーン霊廟遺跡。ホショーツァイダム博物館の南東約約800mに位置する。
ビルゲ・ハーン霊廟遺跡。霊廟礎石と入口の門。左奥にホショーツァイダム博物館。
ビルゲ・ハーン碑文石碑。複製。ビルゲ・ハーン霊廟遺跡。敷地は門と塀で囲まれている。入口の門は見学者が開けて自由に入ることができる。
オルホン碑文石碑の存在は13世紀の歴史書にすでに言及されていた。1772年にはスエーデン人が報告、19世紀末にはロシア人学者、フィンランドの学会、ロシア人トルコ語学者などにより報告された。
突厥文字の解読は1893年デンマーク人トムセンにより成された。彼は頻繁に出現する「テンリ(カガン)」という単語を解読したのを手始めに「テュルク」、「キョルテギン」などの単語の解読に成功した。
突厥碑文の重要性はトルコ系言語で最初にトルコ系民族を表す「テュルク」という単語の存在を証拠立てたことにある。さらに、トルコ系民族出現期の民族、国家、生活文化、闘争、習慣などの解明の端緒となっていることも重要である。
突厥遺跡はトルコ民族のルーツに関わる遺跡であるため、現トルコ共和国は突厥関係遺跡の発掘・調査・保存に全面的に援助を与えている。
キョルテギン霊廟遺跡。ホショーツァイダム博物館の北にある。入口の門から自由に入れる。
キョルテギン碑文石碑。複製。
キョルテギン霊廟遺跡。
遺跡の見学を終え、次にウイグル帝国の首都であったハル・バルガス遺跡へ向かった。ハル・バルガス遺跡は歩き方の地図によると、オルホン川の向こう岸すぐ近くにあるので、ここから行けるのではないかと思い、その旨を運転手に話したが、15分ほど話しても全く噛み合わなかった。オルホン川には橋がないので、ハラホリンに戻って、ムンフスール・ゲストハウスで地元ガイドを便乗させて向かうことになった。