エルデネ村のテーマパーク「13世紀村」。2014年7月17日(木)。ウランバートルから東へ約100kmにあるトゥブ県(中央県)エルデネ村周辺のゲルを出発し、「13世紀村」へ向かった。
地球の歩き方を参考にして、ツアー出発前の打ち合わせで、時間があれば、エルデネ村の「13世紀村」というモンゴル帝国時代を再現したテーマパークを見学することにしていた。
内容はエルデネ村ヨル山にある13世紀のモンゴルを再現し、当時の生活様式を体験するテーマパーク。仏教流布以前の宗教的な施設やハーンが使ったゲルなどが再現され、馬頭琴演奏やモンゴル文字の書き方などの体験ができる、という程度の記述しかない。
入場料は1万TGとあるが、実際にはメイン施設で6万2千TG支払った。メイン施設だけなら1万TGだが、他に4か所ほど分散している施設を見学したからかも知れないが、よく分からない。
ウランバートルから遠い順、つまり最後にメイン施設という裏から表へ4施設ほどを見学するという逆順に回ったせいか、途中では入場料を取られることはなかった。
幹線道路から南のオフロードへ入り、丘陵地帯の中を登って行くと、台地状の場所に出て、8時50分頃、13世紀風の再現ゲルの入口に着いた。
ゲルの入口は、鳥居に似ていて、鳥が2羽止まっている形状をしている。吉野ケ里遺跡に似たような門がある。東アジア文化との共通点を感じた。
13世紀風の再現ゲル。
ゲルの内部。
台地上を次の施設へ移動。
砦のようなゲル群。山岳地帯に造られた要塞のような施設の入口。
砦のようなゲル群。
砦のようなゲル群。木製のデッキが続く。
砦のようなゲル群。先の高みまで登ることができる。その向こうは取り立てて何もない。
砦のようなゲル群。谷の反対側の奇岩群。
砦のようなゲル群。高山植物が群生している。
砦のようなゲル群。高山植物が群生している。
山の麓を回り込んで、別の施設へ移動。
モンゴル文字書道のゲル施設。入口の門。
モンゴル文字書道のゲル施設。山裾に大きなゲルがある。
モンゴル文字書道のゲル施設。若い女性がいて、私に姓名のアルファベットを書いてくれというので、教えるとモンゴル文字で紙に書き、竹筒に入れてお土産として渡してくれた。
さすがに、無料ではなく2千TGを支払った。
モンゴル文字書道の道具。
モンゴル文字書道のゲル施設。内部。多くの毛皮の敷物が床に敷かれている。
モンゴル文字書道のゲル施設。内部。毛皮の敷物。
モンゴル文字書道のゲル施設。内部。奥の飾り物と敷き皮のある主人の座。
モンゴル文字書道のゲル施設。内部。陶器などの日用品。
モンゴル文字書道のゲル施設。内部。チェスに似た遊戯具。
山を下って、草原のゲルに至る。
草原のゲルの入口。再現された移動用ゲルがある。
移動用ゲル。ハラホリン博物館の展示模型では牛が引いている。
移動用ゲル。内部では毛皮コートを着用できる。
草原のゲル。ラクダに乗ることもできる。エジプト・トルコでも駱駝に乗ったが、馬よりも動きが急で危険な動物である。
草原のゲル。とりあえず、無料。
メイン施設の方面へ移動する。