シャーマニズムのゲル群。ウランバートルから東へ約100kmにあるトゥブ県(中央県)エルデネ村のテーマパーク「13世紀村」。2014年7月17日(木)。メイン施設の反対側から4施設見学し、メイン施設一つ手前の施設に着いた。これが、仏教流布以前の宗教的施設にあたる。つまり、シャーマニズムの施設である。山裾の斜面に10棟近くのゲルが再現展示されている。
シャーマニズムのゲル群。入口の鳥居。アニミズムの世界である。日本の神道とルーツは同じ。
中央の広場。オボー。周囲にはトーテムポールのような柱が林立している。
トーテムポールのような柱とシャーマンが住んだ再現ゲル。
シャーマンは山の中で修行をして一人前のシャーマンとなった。日本でも、修験道があった。空海も最澄も山の中で修行をした。
ゲルの内部。
ゲルの内部。シャーマンの衣装。
ゲルの内部。仮面が着けているのは鳥の羽。シャーマンの神はスカイ(天)である。天を自由に飛ぶ鳥は神に近い存在であった。
ゲルの内部。チベット仏教のタンカが壁に並んでいる。シャーマニズムとチベット仏教が習合していく。
ゲルの内部。シャーマンの衣装。
ゲルの内部。変わった動物の壁掛けがある。
ゲルの内部。シャーマンの衣装。
ゲルの入口から施設の入口方向を眺める。
ゲルの内部。このゲルは三角錐に近い。
ゲルの内部。中央に壇がある。
シャーマニズムのゲル群。5つほどのゲルを見学し、近くにあるメイン施設へ移動。
13世紀村のメイン施設。入口。物見台が両翼にある。
13世紀村のメイン施設。山の麓にゲルが並んでいる。中央にメインのゲルがある。
13世紀村のメイン施設。中央にメインの見学用ゲルがある。
メインの見学用ゲル。中に入ると入口右側に受付があり、施設の入場料6万2千TGを支払った。食事付きだと7万2千TG。数十人は収容できるほどの広いゲルだった。
たまたま、受付の近くに家族で来ていたモンゴル人の若い女性客が日本語を話せるということが周囲から教えられた。質問があれば尋ねてほしいということだったので、二三話をかわした。
なぜ日本語を話せるのか尋ねると、愛媛県松山市の山本製作所で数年間働いていたとのこと。ネットで調べると、確かに数年前までモンゴルから実習生を受け入れていた。
ゲルの内部。中央にチンギス・ハンの玉座が再現されていた。その前には食卓が並んでいる。
ゲルの内部。豪華なデールを纏うこともできる。
ゲルの内部。モンゴル軍の軍装。
ゲルの内部。入口方向。中央には食事用のテーブルが置かれている。
ゲルの外側に置かれている青銅砲。
ツーリスト用の宿泊用ゲル。内部。
いくつかのゲルを見たが、たいしたものはなかった。
施設の外側を眺める。
11時30分頃に施設を出て、ウランバートルへ向かった。
チンギス・ハーン像テーマパーク。
13時頃に着いた。高さ12mの台座の上に高さ40mのチンギス・ハーン騎馬像が立っている。特に希望したわけでもないので、写真だけ撮ってウランバートルへ向かった。時間がありそうだったので、7月10日に見学できなかったジューコフ博物館へ立ち寄るように頼んだ。