Fran巽oise Hardy - J'辿coute de la musique saoule
À LA CLAIRE FONTAINEを発見した勢いで、1981年前後のNHK教育テレビからカセットに録音して、よく聴いていた歌を捜すことにした。
黄金虫(スカラベ)と、ドナ・サマーでyou tubeを検索すると、なんとこの曲に到達できた。
フランソワーズ・アルディはこの曲を捜索するために、折に触れて対象者n一人としてyou tubeをサーフィンしたはずなのだが、数年前までは発見できなかった。正直言って、フランソワーズ・アルディには良曲がなかった。
「 J'écoute de la musique saoule」は1978年に発売されたアルバム「Musique Saoule」の中の1曲でシングルとして発売された。教育テレビでは、当時フランスでもソウルミュージックが流行して、ドナ・サマーは大人気であったと紹介していた。歌詞の中にも、マービン・ゲイとともに名前が出てくる。
この曲の映像もいくつかあるが、日本語タイトルのあるこのバージョンを見ていたと確信できる。80年代始めはMTVの時代になってはいたが、日本の音楽番組で流れていたとは思えない。教育テレビバージンのような気がする。元はフランス制作なんだろうが、フランス的にはこのバージョンはない。いずれれにしても、世界的にヒットしたわけではないだろう。ソウル・ミュージックを礼賛した時点でフレンチ・ポップスが終わってしまった象徴のような皮肉な曲だ。
教育テレビでは20曲ほど私は聴いたと推測できるが、一番良かったのがこの曲だったというわけだ。他にも、イブ・デゥテイユは覚えているが。
この曲は、サビの「レ・スカラベ」以降が秀逸で印象に残った。作曲はガブルエル・ヤレドというレバノン出身の人で、後年は映画音楽で活躍している。
フランソワーズ・アルディの代表曲は1968:年の Comment te dire adieu ? (さよならを教えて)で、確かに名曲である。荒井由実の名曲「まちぶせ」の元曲といわれる。荒井由実の「私のフランソワーズ」はアルディを歌ったものというが、いい曲ではない。ミスリムの半分近くは駄曲であった。