2016年8月11日に初めての「山の日」の祝日がある。
最近、名古屋市内での北アルプスの夏山に関連した催事のテレビニュースが流れた。
その内実はどうだろうか。どれだけの人々が関心をもつのか。関心がない人は本当に無関心だろう。20年前の私だったら関心を持っていないだろう。
1996年から登山を始めて、2002年に日本百名山を完登した。その後は２００・300名山を細々と登っているし、海外もコタバル山、キリマンジャロに登頂した。
しかし、大事なのは地元の山でトレーニングしたり、気軽に登れることだ。私は、自宅に近い愛知県春日井市の高蔵寺アルプス（弥勒山、道樹山）をトレーニングコースにしている。
愛知県の山といえば、三河、奥三河にのぼりがいのある山が多い。ただし、コース整備は満足にできているのか。最近登っていないが、東海銀行が東海自然歩道に整備費を支出することがなくなって、荒れているような印象を受ける。
愛知県にも登山愛好家の団体、登山道具店などがあるが、北アルプスに目を向けるだけでなく、足元に目を向けたらどうだろうか。愛知県や県内自治体の取り組みも
聞こえてこない。
愛知百山をネットなどの投票によって選定すればよいと思う。山間部に行くと、限界集落が多い。そういう地元の誇りにもなるし、うまくいけば地元の振興につながるかも知れない。
岐阜百山、山梨百山などが有名だが愛知県だけでなく、全国の県でも選定したらどうだろうか。
愛知県内の標高・山の実態から。小牧市の小牧山は86m。小牧市内の最高峰は天川山279mだが、小牧山の方が面白い。豊明市の二村山は72m。歌枕、古街道、ハイキング対象だが、私はまだ訪問していない。
津島市などの濃尾平野部、三河沿岸などは標高が低いので、無理に対象にすることはない。
登頂記念スタンプを最寄りの役所・支所に置けば、岡崎市・豊田市などは、かなりの山間部に行かねばならなくなる。休日は現実的な代替案を考えればいい。なお、弥勒山の頂上にはスタンプはある。県内最高峰の茶臼山には休暇村がある。