マチュピチュ行きバス乗車券売場の行列。
2015年6月26日(金)。
本日は終日ワイナピチュ登山から始まるマチュピチュの見学である。ワイナピチュ登山は1日2回計400人に限定されている。旅行全体の日程を確定させ、1月下旬に航空券の手配と並行してネットで直接予約した。この時点ではかなり余裕があった。料金は158ソレス(6200円)と高い。
遺跡の開場時刻は6時、ワイナピチュ登山の指定時刻は7時から8時の第1回目。当然ながら早朝に宿を出なければならないが、朝食に時間がかかった。
5時頃に宿を出て、バス停付近に着いたが、暗闇の中ですでに数百人が行列していて驚いた。しばらくして、並んでいる人々はバスの乗車券を持っていることに気が付き、あわてて乗車券売場を捜し、その行列に並んだ。乗車券は当日しか販売しない。
バス乗車券。運賃表。
いくつも表示が並んでいる。一番上が外国人の往復用で76ソレス。ペルー人は47.5ソレス。
バスを待つ行列。
5時45分。バスはひっきりなしにやってくる。立ち席はないので、なかなか順番は来ない。6時20分頃に乗車できた。
マチュピチュ行きへのバス道。
6時37分。
ワイナピチュが見えてきた。
マチュピチュ遺跡入口の行列。
6時44分。バスを降りると、すぐに行列があった。
遺跡入口。
4列に分かれる。入口では、パスポートと入場券が照合される。荷物検査は厳格ではない。食料としてスニッカーズ3本、水はプラティパスに入れておいた。中ではサンドイッチを食べている人もいた。入口の下に軽食屋があり、見学途中で軽食を食べた。帰りがけに、その一段下に自販機を見つけた。
6時55分頃入口通過。7時から遺跡奥の登山口が開くので、焦る。
マチュピチュの全景。
入口から数分歩くと、目の前に現れた。おお、これが、と少し感動する。
アンデネスを歩く。
早朝のマチュピチュ。
ワイナピチュ登山口へのショートカット道標。
近道があることは分かっていたので、道標を頼りに南西側(地図の上端)のルートをひたすら登山口へ向かう。
ワイナピチュ登山口。7時5分に到着。
ここでも、入場券の検査がある。レジスター台帳に氏名や時刻などを書かねばならないので、すんなり通過はできない。
ワイナピチュ登山ルート図。 ( 拡大可)
この地点の標高は2433m。ワイナピチュは2682m。ここからワイナピチュの取り付きまではやや下りがあるので、約300mの比高差がある。
ワイナピチュまでは直登に近い。その後、地図最上部にある月の神殿(標高2271m)まで下り、反時計回りに山腹を登り返して裏側のインカ道を下り帰ってきた。
標準歩行時間など。
ワイナピチュ往復2時間。ワイナピチュと月の洞窟周遊4時間と書いてある。
私の場合は、登山口7時16分発、山頂着7時53分。山頂発8時12分、月の神殿着8時45分。8時57分発、登山口9時44分到着であった。
ワイナピチュへの取り付き。
登山道。
登山道。鉄製ロープで保護している。狭い。
太っていたり、山慣れしていない人が多い。
アンデネスに付けられた急階段。
狭い登山道からの見晴らし。
7時48分。狭いトンネルの手前。
狭いトンネルの中。
トンネルを出たあと。
山頂直下のアンデネス地帯。
ワイナピチュ山頂。7時53分到着。登山口から37分。
山頂には巨石が多数積み重なっており、広場というものはない。マチュピチュが一望のもとに見下ろせる。
先着には青年たちが4人ほど、途中私を抜いたオランダ人の40歳ぐらいの女性がいた。途中では30人近くを追い越した。
せっかくなので、しばらく頂上に滞在し、その後月の神殿へ向かった。