ウィニャイマルカ湖に浮かぶ島。
2015年6月30日(火)。
太陽の島・月の島のクルーズを終え、16時頃にコパカバーナの桟橋に帰着。予約しておいたラパス行きのバスに乗り込み、17時頃に発車。運賃30ボリ。
ティティカカ湖とチュアで繋がるウィニャイマルカ湖に浮かぶ島を南に見ながら、チュアに向かう。
ティキナ。17時50分頃に到着。ティティカカ湖とウィニャイマルカを結ぶ狭い海峡を渡ることになる。バスと乗客は別々の船に乗って海峡を渡る。
ティキナ。バスの客が乗る桟橋に船が来た。
ティキナ。乗船券売場。
海峡を渡るバス。
対岸の桟橋。
カモメ。コパカバーナで買ったポップコーンを投げると、器用にクチバシに入れる。
対岸の桟橋に着いたバス。
停車時間が20分ほどあったので、乗客のほとんどが露店で軽食を購入して食べた。
すり鉢の底にラパスの夜景が煌めく。
20時前にラパス手前のエル・アルトという地帯に着くと、道路は混雑し、道路を変えてもどこも混雑したままだった。運転手がここで運転打ち切りと言ったようで、乗客が一斉に怒りだした。
すると、誰かが呼んだらしく銃を持った警官がバスに乗り込んで、運転手にラパスへ行けと命令したらしく、乗客が一斉に拍手した。
バスは自動車専用道からラパスの町へ下り、どこかで停車した。ボリビア人はここがどこか知っているらしく、顏見知りになったボリビアの婦人からどこへ行くのか尋ねられたが、タクシーを拾って、予約しておいたホテルへ向かった。
博物館ムリリョの家。ハエン通り。ラパス。
2015年7月1日(水)。
宿泊したホテルは市街地北西部のムリリョ広場周辺のムリリョの家近くにあった。オスタル・アナナイで1泊105ボリ。古い館風の建物で部屋は広いがベッドしかなかった。
ホテル前の通りがハエン通りで、コロニアル風の建築が立ち並ぶ路次であった。ムリリョは18世紀後半から10世紀初めにかけてのボリビア独立運動の志士で1809年スペイン政府により処刑された。
トド・ツーリスモ社営業所。
ウユニへのバスで定評のあるトド・ツーリスモ社でバスを予約しようと、アントファガス広場にあるバスターミナル近くのウルグアイ通りにあるという情報を頼りに、バスターミナルへ向かった。
近くをウロウロして、通行人に尋ね、大きな商店の横にあると教えられた。カウンターがあるのかと思ったら、ドアしか見えない。ドアから入って階段室を登り、とある一室のドアを開けると、奥に女性がいて、乗車券を販売していた。
往路7月1日、復路7月2日の夜行バスの乗車券を購入。各270ボリ。
出発時はこの営業所の中が待合室になった。
ラパス市街地。
ラパスの標高は3650m。世界で一番高い所にある首都として有名である。擂鉢状の盆地の底にあり、周りは崖に囲まれている。
サン・フランシスコ寺院。
もとの建物はスペイン人の入植がはじまってすぐ、1549年に建てられた。現在の建物は17世紀に建てられたバロック様式のもので、丸みを帯びた塔が美しい。
サン・フランシスコ寺院前広場。
ラパスで最も活気のある広場という。
サン・フランシスコ寺院。内部。スペイン風の金箔の祭壇が美しい。
サン・フランシスコ寺院前広場。バスターミナル方向には大きなショッピングセンタービルがあり、人通りが多かった。
大通りを南東に歩くと、ビルの間から雪山が顏を覗かせていて驚いた。
方角から考えればボリビアアンデス・レアル山群南端の最高峰イリマニ山(6402m)と思われる。
日本人会館。
大通りをさらに歩いて、学生広場から左へ路次を下ると、歩き方の地図にある日本人会館を探し当てた。
日本食レストランけんちゃん。
日本人会館にあるので、すごく楽しみにして歩いてきたのだが、7月1日から改装のため15日まで休業だった。ほんの1日違いということにがっかりした。
日本食を食べたいという気が収まらなかったので、バスでソポカチ地区へ行き、ヨシコという日本食レストランへ行き、寿司定食を食べた。ボリビア人も小会合という感じで結構来ていて、箸を使って日本食を食べていた。
その後、バスで学生広場へ戻った。
ティワナク国立考古学博物館。
歩き方には2013年閉館中とあったが、開館していた。入場料14ボリ。名称からティワナクはなくなっていた。展示は古めかしい。撮影禁止。
標高3650mと高く、歩き疲れたので、タクシーでムリリョ広場へ移動。
ムリリョ広場。ラパスの中心となる広場。右側が大統領官邸。正面が国会議事堂。
広場の中央には独立の英雄ムリリョの銅像が立つ。
市民の憩いの場になっている。
ムリリョ広場。大統領官邸の西横にはカテドラルが立つ。
ムリリョ広場から北西方面へ向かう。
国立民族博物館。
ムリリョ広場から北西2ブロックのところにある。18世紀に建てられた大きな建物を転用している。
ボリビアの文化や伝統を紹介している。南米の博物館では珍しく立派なリーフレットが置いてあった。
入館料20ボリ、撮影料20ボリ。撮影料負けしないように大量の写真を撮影した。
ホテルへ戻り、デポしておいたザックを回収し、ウユニ行き夜行バスに乗るため、バスターミナル方面へ向かった。