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ナスカ マリア・ライヘ博物館 その2

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マリア・ライヘの居室。マリア・ライヘ博物館。
201576日(月)。
 
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マリア・ライヘの居室内部。パノラマ。                      (拡大可)
マリア・ライヘの研究室が再現してある部屋に、昔実際に彼女が暮らしていた。
 
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マリア・ライヘの居室。人形が置かれている。
 
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庭に置かれた自動車は、ライヘが地上絵への足として使用していたもの。
 
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ナスカ文化の土器展示室。
 
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土器展示室。中央にはミイラが置かれている。
 
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土器。パラカス文化カベルナス期。
ナスカ文化はBC100年からAD800年まで続いたとされるが、編年は確立されていない。
ナスカ文化の起源は形成期に、ナスカより北のイカ、ピスコ地方で栄えたパラカス文化である。

パラカスという名は考古学者テーヨが同名の半島で発見した墓に由来する。そこでは、見事な衣装、織物で包まれたミイラの包みが多数発見された。
パラカス文化はパラカス・カベルナスとパラカス・ネグロポリスとに分けられる。
前者は、焼成後に樹脂性顔料を充填する土器を製作したことで知られる。刻線によって幾何学文様やネコ科動物の姿を描いている。
器形は北海岸の伝統とは違って、双注口橋型取っ手付土器を特徴とする。
 
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ナスカ文化。1期。
 
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ナスカ文化。3期。
植物や動物など自然をテーマにした表現が目立つ。右はトウガラシが描かれた深皿。
 
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ナスカ文化。
戦士の図像と思われる。後期になると、宗教的儀礼に使用するために、集落間で相手の首級を得ることを目的とした戦争が行われた。
 
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スカ文化。人型の象形土器。女性の出産を描いた土器。
 
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ミイラ。
 
20分余り見学したのち、15分ほどバス停で待って乗合バスに乗り、ナスカの町に帰り、空港行きの送迎車が来る代理店へ向かった。

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