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台湾 霧台 岩板巷 屏東県 ルカイ(魯凱)族の村

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霧台。岩板巷(石板巷)。屏東県。ルカイ(魯凱)族の村。
2016123()
眺めのよい茶店からすぐ上の杜巴男紀念館に向かった。そういえば、茶店の人は予約をしたのかと、言っていたのが気になった。
すぐ上の歩道に着くと、左下の空き地に石板レリーフが立っていた。写真を撮ろうと思って構えたら、横に座っていたお婆さんが手を振って拒否したので、諦めた。
しばらく歩いても場所が分からない。歩道の終点近くに来ると、極彩色の浮彫りがあった。男性10人と女性10人が分かれて踊っている姿が彫られていた。
歩道の向こうは観光バスの駐車場のようで、多くの団体客がこちらへ歩いてくる。
 
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岩板巷からの風景。
下の家の壁には、荷物を背負った一団の絵が描かれている。右の建物も外壁は石板風である。
住所番号に規則性が見られないが、歩き方では紀念館の住所が石板巷54号になっているので、道を引き返すと、道の山側に杜巴男紀念館を見つけた。
 
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杜巴男紀念館。
ルカイ族彫刻家杜巴男氏の住居で、歩き方によると、「屋内に彫刻が展示されており、隣の弟の店に頼むと見せてもらえる。」という。
隣の店には誰もいなかった。さきほど、写真を拒否したお婆さんがこの家に入っていったので、奥さんかと思った。
 
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杜巴男紀念館の隣の弟の店。
下の茶店へ戻ると、おばさんに尋ねられたので、見られなかったと言うと、私を連れて紀念館の隣の店へ連れていき、店の奥へ声を掛けると、爺さんが出てきた。この人が、杜巴男の弟だった。
ここの住所が岩板巷54号で、紀念館は53号。
 
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百合の花と猪牙の頭飾り。杜巴男紀念館の隣の弟の店。
弟は日本語が話せる。歩き方のページを見て。伝統的衣裳をまとったルカイ族の老人は自分だと言った。日常の服を着ていたので、想像はつかない。
彼は続き間から紀念館の方へ行ったが、紀念館見学は無理のようだった。
 
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シカやイノシシの角と骨。杜巴男紀念館の隣の弟の店。
百合の花の頭飾りは優秀な猟人だけが着けることのできる名誉な頭飾りだ。老人大学で薬学の免状を貰ったと、免状を見せてくれた。原住民族にとり薬草の知識は欠かせない。
彼は、日本語は話せるが、学校にはいかなかったという。
 
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杜巴男紀念館の隣の弟の店。
植物の実らしきものを乾燥させたものなどがあるので、こういうものを売っている店のようだ。彼の自慢話を10分ほど聞いたが、やはり杜巴男紀念館を見ることはできないようだったので、文物館へ向かうことにした。
 
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霧台国民小学校。
上の高台の端に愛玉ゼリーを食べた茶店が見えている。グラウンドでは競技が行われていた。
 
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ルカイ文物館。
小学校横の道路の終点に校門があり、門をくぐると、文化広場に出る。
小学校の行事に多くの人が集まっていた。
 
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ルカイ文物館と文化広場。
右側に特産品のコーヒーが飲める屋台がある。濃厚な味だった。屋台のおばさんは、ついでに紙コップに何か注いでくれた。せっかくの好意なので飲んだが、酒だったのかもしれない。しかし、酔わなかったので、アルコールではなかったかもしれない。
バス通りに下る階段はここにある。
 
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文化広場の端に立つ石板レリーフ。
上部は太陽とその光線だと推定する。中央下は百合の花が活けられた壺で、壺には百歩蛇の浮彫りがある。
文物館を見学する。

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