2017年2月2日(木)。
8時頃、道の駅「七里御浜」から道の駅「花の窟」の駐車場へ移動。お綱かけ神事は10時から御祓い、10時30分から「お綱かけ神事」、浦安の舞・乙女の舞、11:30~神事終了、もちまきと承知していたので、車内で10時頃まで待つ。神社境内と距離があるので、行事の進行時間や混雑状況は分からない。しかも、昨夕に宵宮があるという情報は外れていたので、やる気もでなかった。
9時50分頃、境内に着くと、神事が行われ、見物客もそこそこいた。石垣と門の内部は関係者がいるように思えたので、左の石垣に位置を取ると、比較的高い角度から全体を見渡すことができたが、神官の位置からは遠い。
10時ごろ、6人の白装束姿の上り子の男性たちが神官からお祓いを受けた。
お綱掛け神事は海岸での綱を持つ風景を以前からニュース映像や写真で知ってはいたが、神事の全容は知らない。
特別な田で作られたもち米の藁縄7本を束ねた長さおよそ170メートルの大綱。
約10mの三旒(みながれ)の幡形、下部に種々の季節の花々や扇子等を結びつける。
いったん、境内での神事が中断し、神社から海岸へ向かった。境内では、綱を持つことになる人々が、磐座に綱が結びつけられるまで待機している。
約15分を経たのち、磐座の頂上に上り子が現れた。下にある綱を引き上げるために錘を付けたロープを降ろす作業を開始した。
下に置かれていた綱が引き上げられていく。
綱がほぼ引き上げられた。綱は頂上にあるウバメガシに結ばれる。
花の窟から真っ直ぐに七里御浜の海辺近くまで引いていく人々。
左は昨年10月の綱。
10時55分頃、綱の末端はようやく所定の位置に届いた。
末端は境内南隅の松の御神木に結び付けられていたが、現在は柱に変わっている。
神事が境内で再開されるので、再度境内へ向かった。神事は巫女の舞い、餅まきで餅を拾う段階へ移っていく。