WSgHIW0yGRQ ノートルダム大聖堂の天文時計
新石器時代の壺。ストラスブール。考古学博物館。2012年6月16日(土)。ノートルダム大聖堂の展望台から下りて、南隣のロアン宮にある考古学博物館を見学。旧石器時代、新石器時代、青銅器時代、鉄器時代ガロ・ロマン期、メロヴィング期の紀元後800年までの数千年にわたるアルザスの歴史資料が展示されている。今回の旅行目的である古代ケルト文化時代の展示を中心に、10時から1時間ほど見学した。
ストラスブール。考古学博物館。新石器時代の腕輪、首飾り、イヤリング、石斧など。
ストラスブール。考古学博物館。青銅器時代。黄金製の螺旋。
ストラスブール。考古学博物館。古代ケルト文明・ハルシュタット期の青銅製の大鍋、大皿 水注、装身具など。
ストラスブール。考古学博物館。古代ケルト文明・ラ・テーヌ期の青銅製の水注、装身具など。
ラ・テーヌ期の時代背景として、BC5世紀中頃からヨーロッパでは大移動時代に入り、ライン川両岸のゴール地区に定着していた北部・北東部のケルト人は。イギリスやイタリア・ギリシア方面へ進出した。BC3~2世紀になると移動も落ち着き、スイス・ドイツ・フランス・イギリスで均衡状態になった。政治経済面の交流が活発になり、ゴール地区にはギリシア・ローマ文化が流入した。
ラ・テーヌ期の時代背景として、BC5世紀中頃からヨーロッパでは大移動時代に入り、ライン川両岸のゴール地区に定着していた北部・北東部のケルト人は。イギリスやイタリア・ギリシア方面へ進出した。BC3~2世紀になると移動も落ち着き、スイス・ドイツ・フランス・イギリスで均衡状態になった。政治経済面の交流が活発になり、ゴール地区にはギリシア・ローマ文化が流入した。
ストラスブール。考古学博物館。アルザス州オーネンハイムから出土した葬送用戦車の復元模型。
1917年に発見された戦車の材質はオーク材であった。
1917年に発見された戦車の材質はオーク材であった。
ストラスブール。考古学博物館。アルザス州オーネンハイムから出土した葬送用戦車がある墓の埋葬想像図。
ハルシュタット期の葬送用戦車の文化はアルザス、ブルゴーニュやフランシュコンテ地方にも広まっていた。墓の上には直径は約34m、高さ2.65mの墳丘が盛られ、周りには周濠が廻らされていた。遺体は戦車の上かその近くに葬られることが多かった。
ギリシアからの黄金、青銅製の皿、陶器 ハルシュタット後期から始まり、墓の副葬品としても使われた。
ハルシュタット期の葬送用戦車の文化はアルザス、ブルゴーニュやフランシュコンテ地方にも広まっていた。墓の上には直径は約34m、高さ2.65mの墳丘が盛られ、周りには周濠が廻らされていた。遺体は戦車の上かその近くに葬られることが多かった。
ギリシアからの黄金、青銅製の皿、陶器 ハルシュタット後期から始まり、墓の副葬品としても使われた。
ストラスブール。考古学博物館。アルザス州オーネンハイムから出土した葬送用戦車がある墓。
戦車はほとんど朽ちていたが、戦車の部品である金属の一部は残っていた。
戦車はほとんど朽ちていたが、戦車の部品である金属の一部は残っていた。
ストラスブール。考古学博物館。ストラスブールの西にそびえるヴォージュ山地の中、標高1009mのドノン山 Donon山頂には神殿が建てられている。この神殿自体はフランスでゴール復興運動が盛んであった1869年にナポレオン 3 世が建設した古代ローマ風の神殿だが、それは古代ケルト時代から神聖視された聖域であったことによる。
山頂の近くには泉もあり、山頂の巨大な岩盤が印象的で、古代ガリア人はその場所を拝むようになった。遠くからも視認できる山頂はこの地に住むケルトの3部族が集まる場所で、ケルト人は最初の神殿を建てた。
もともとガリアの神テウタテスが信仰の対象だったが、1世紀にローマ人がやってきて、メルクリウス神を祭る神殿を建てた。
山頂の近くには泉もあり、山頂の巨大な岩盤が印象的で、古代ガリア人はその場所を拝むようになった。遠くからも視認できる山頂はこの地に住むケルトの3部族が集まる場所で、ケルト人は最初の神殿を建てた。
もともとガリアの神テウタテスが信仰の対象だったが、1世紀にローマ人がやってきて、メルクリウス神を祭る神殿を建てた。
ストラスブール。考古学博物館。ドノン山の聖域で出土した石製品。
近くのイル川沿いにあるアルザス博物館へ。
近くのイル川沿いにあるアルザス博物館へ。
アルザス博物館。中庭から入口上部を見る。木造古民家を利用している。家具、衣装、庶民向け陶磁器、菓子用の型、玩具、宗教画ならびに世俗画といった 様々なアルザス地方の伝統文化を紹介している。
アルザス博物館。二階から入口上部を見る。
アルザス博物館。三階から入口方向を見る。
アルザス博物館。二階の出窓からはイル川に面した入口上部に掲げられた博物館の人形形看板を見ることができる。
アルザス博物館。家屋の模型。
アルザス博物館。壺。
アルザス博物館。暖房用煉瓦の一種。
30分ほど見学して、ノートルダム大聖堂へ戻る。
30分ほど見学して、ノートルダム大聖堂へ戻る。
ノートルダム大聖堂の天文時計。最上部のバルコニーにはからくり人形があり、キリストと使途たちの人形が現れ、ニワトリの鳴き声に合わせて、ゆっくり回る仕掛けになっている。
毎日12時30分からの1回だけで、10分近くの所要時間。
アルザス博物館から移動して、大聖堂南入口のチケット窓口へ行くと、100人以上が購入のために行列していた。大聖堂の祭壇右に天文時計はあり、周囲は黒山の人だかりになっていた。
このあと、荷物をデポしていたホテルを経由して、ストラスブール駅へ向かった。
毎日12時30分からの1回だけで、10分近くの所要時間。
アルザス博物館から移動して、大聖堂南入口のチケット窓口へ行くと、100人以上が購入のために行列していた。大聖堂の祭壇右に天文時計はあり、周囲は黒山の人だかりになっていた。
このあと、荷物をデポしていたホテルを経由して、ストラスブール駅へ向かった。
ストラスブール駅。13時14分発のTGVでリヨンへ向かった。乗車位置は分かりにくい。
17時頃リヨンに到着。TGVだが、この区間の速度は遅い。TGVは30年ぶりに乗車。
17時頃リヨンに到着。TGVだが、この区間の速度は遅い。TGVは30年ぶりに乗車。