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Channel: いちご畑よ永遠に
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台湾 埔里 霧社事件関連地 廬山温泉(旧マヘボ社) 清流(旧川中島)、霧社を廻る旅の始まり

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台中駅バスターミナル。
2017104日(水)。
103日(火)に、中部国際空港発ジェットスターGK93便2220分発で、104日(水)、台北桃園空港040分着。201611月以来2回目。16日間の日程の手始めとして、本日から2日間にわたり、埔里を起点に霧社事件関連の場所を廬山温泉(旧マヘボ社)、清流(旧川中島部落)、霧社の順で見学し、3日目に日月潭に行く予定。
 
5月に航空券を予約した時点で、日程全体の概略を決め宿も予約してしまった。埔里で2泊して、霧社と廬山温泉でも行こうかという程度で、日程の詳細は緩くしか決めていなかったが、旅行直前に霧社事件関連の書籍4冊を読んで、清流(旧川中島部落)にも行きたい気持ちで出てきて、南投客運のバス時刻表をネットで調べるうちに、3か所へ何とか行けそうだと分かった。霧社へのバス便は多いが、廬山温泉行きは少なく、清流は早朝・昼ぐらいしかない。
 
予定として、4日は埔里から1120分または1300分発で廬山温泉へ行き、埔里へ帰る。5日は埔里600分発で清流645分頃着、1215分発で埔里に13時頃帰り、1300分発で霧社へ行き霧社へ帰るという行程。
 
霧社事件関連の書籍4冊は、「証言 霧社事件」(許介鱗1985年)、「台湾・霧社に生きる」(柳本通彦、1996)、「オビンの伝言・タイヤルの森をゆるがせた台湾・霧社事件」(中村ふじゑ、2000年)、「近代日本と台湾 霧社事件・植民地統治政策の研究」(春山明哲、2008年)。
 
桃園空港の中華電信でプリペイドsim15日分700元を購入したいが、7時から販売開始らしい。悠遊カードをMRTで買おうとして、その前にコンビニで夜食代わりに「おでん」を購入したら、悠遊カードも売っていたので、1000元チャージした。
 
埔里へは台鉄台中駅からバスが出ている。桃園空港から台中駅まで、どう行くか。台鉄で行くとして、中壢駅まではまだ、MRTが開通していないので、桃園駅からとなる。桃園駅までは、路線バスで時間がかかるので、空港から直接台中駅までバスで行ったほうがよさそうだということまでは、旅行前に調べた。しかし、発車時刻までは分からなかった。空港のバス発着場に行くと、2つのバス会社が深夜を含め本数は少ないが24時間運行をしていた。で、統連客運の745分の台中行きを280元で購入したうえで、中華電信の窓口近くのベンチで仮眠した。
 
645分頃、中華電信の窓口に行くと、横の電話会社がsimカードをもう販売して列ができていた。それが、分かっていれば75分のバスに乗れた可能性があったが、もう遅い。7時になり、一番でsimカードを購入し、コンビニで朝食のおにぎりを購入して食べ、745分発の台中行きに乗り込んだ。
バスは高速道路を通り、台中市内の街路を通って乗客を降ろし、最後の客となった私は945分ごろ台鉄台中駅前の建国路で降りた。
埔里行きのバスは干城総站から南投客運が945分の便があり、台中駅も通るはずなのだが、市内や郊外バスのバス停ばかり並ぶ場所で、周りの人々に埔里という文字を示しても、誰も分からなかった。おそらく、台湾好行の看板がある所で乗車はできたかも知れない。
次の便は干城総站1015分発なので、あまり、時間をかけられなくなり、タクシーで干城総站なるところへ90元の大金を払って連れていってもらった。5分ほどで着いた干城総站といっても、ビルはなく道路に並んだバスの一つが、埔里行きだった。
バスはすぐに発車して、1020分ごろ台中駅バスターミナルへ立ち寄った。駅の南側で捜すのではなく、最初からここに来るべきだった。旅の後半だったら、勘が働いていたとは思うが。
 
台中発埔里行きは自動車専用道などを経由して順調に走ったので、ひょっとして埔里1120分発の廬山温泉行きに間に合うかと期待を持たせた。しかし、埔里のバスターミナルには1125分頃に到着し、廬山温泉行きのバスは出たあとと判明した。
 
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ゲストハウス「永樂園青年旅館」のラウンジ室。埔里。
1300分のバスに乗るしかなくなったので、埔里のバスターミナル北西へ徒歩10分のゲストハウス「永樂園青年旅館」へ向かい、先にチェックインすることにした。帰りが遅くなることを告げるためと、荷物を預けて身軽になろうと思ったためだ。
このとき、雨が降っており、10月はまだ雨季かと思った。宿は一見閉まっていたが、裏通りから受付に入れた。
 
宿泊料は2泊分で3866円。9月下旬にカードで引き落とされていた。ラウンジに、コーヒー、紅茶ハーブティーのインスタントパックがあり、飲み放題。タオルやアメニティーも支給されて、快適な宿だった。管理人も親切で話好きの人だった。
 
台湾のゲストハウスは、コンロのあるところは少ない。朝食は近くの店で済ますことが多い。近くのコンビニでインスタントラーメンを買って食べることもできる。
 
13時近くになったので、バスターミナルへ向かい、1300分発のバスに乗って、廬山温泉行きのバスに乗った。

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