タイヤル族奇那濟(キナジー)群男女。森丑之助1915年撮。九族文化村。日月潭。
2017年10月6日(金)。
奇那濟(キナジー)群は大嵙崁上流に居住。
アミ族薄薄社男女。森丑之助1915年撮。
花蓮ポクポク社(Pokupoku,薄薄社),現花蓮県吉安鄉仁里村。
ツォウ族四社群男。パイワン族恒春下社群女。森丑之助1915年撮。
タイヤル族屈尺群男。タロコ族少女。森丑之助1915年撮。
屈尺群は現在の新北市烏来区忠治、烏来、信賢、福山の四つの村に属する。
織物の工程。苧麻(ちょま、カラムシ)を採る。
カラムシは、繊維用に有史以前から栽培されてきた。「日本書紀」持統天皇7年(693年)条によれば、天皇が詔を発して役人が民に栽培を奨励すべき草木の一つとして「紵(カラムシ)」が挙げられている。「小千谷縮・越後上布」の原料である。
織物の工程。カラムシの外皮を剥いで、繊維を得る。
織物の工程。繊維を乾燥させる。
織物の工程。紡錘車を回して糸を紡ぐ。
織物の工程。織布工具。
織物の工程。経糸を整える。
織物の工程。布を織る。
タイヤル族婦女織布図。森丑之助1915年撮。「台湾原住民生活図譜」。
織布用具。
織布用具。
織布工具。
織布工具。
織布。
出来上がった織布は方衣とよばれ、裁断していない長方形の布である。襟も袖もない上着などは2~3枚の方布を縫い合わせて作る。
織布。