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台湾 嘉義 文化路の夜市 嘉義公園 嘉義市立野球場

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嘉義。承億輕旅嘉義館の談話室。
2017107日(土)。
集集線を見学したのち、嘉義駅に1509分に到着し、駅の表口にある専用出札所で翌々日の阿里山森林鉄道の乗車券を購入した。出札所は16時までの営業。翌日は日曜日なので混雑を避けた。
駅の中で日本語の観光マップ類を入手して、宿へ向かった。
 
しかし、全く気付いていなかったのは、この時期は国慶節の連休期間だったこと。中国だけかと思ったら、中華民国にも存在した。台湾総督府の特別公開日が5月時点の予定日から前倒しされたことに気が付いていなかった。
また、月曜日に阿里山森林鉄道の奮起湖で下車して、バス停で待っていたら、渋滞のためバス停が変更されていて、危うく当日に阿里山へ着けなくなりそうになった。
 
嘉義の安宿も5月下旬にLight Hostel – Chiayi(承億輕旅嘉義館)を1079日、12532円で予約しておいたのだが、9月下旬に101011日を追加予約したときには取りにくさを感じ、不思議な思いをした。1010日は1786円、11日は1624円と5連泊とした。
 
承億輕旅嘉義館は、駅から徒歩10分の市街中心地にあり、立地は申し分ない。チェーン店は全国に5店ほどある。ドミトリーとして部屋も問題はない。受付の青年は日本語を話し、バス路線や時刻も尋ねたら教えてくれた。詳しいことを尋ねたら、高雄店からのヘルプだから分からないと答えた。受付で流れていた音楽が椎名林檎っぽいので、訊ねると、たしかに椎名林檎で、詞もいいねと言う。私は木村カエラの初期曲が好みだというと、それはロックだねと、返ってきた。
 
朝食付きということで期待したが、上階の談話室に数種類のパンとジャム、たまにバナナが出て来るだけで、この点は期待外れだったが、最初から多くのことは求めていない。
インスタントのコーヒー・お茶はここで飲み放題なので、ここによく来た。スマホにwitvを入れているので、自宅のテレビを見ながらくつろぐことができる。
 
スーパーは徒歩3分ほどの距離にあり、飲み物や果物を買ってきて、談話室の冷蔵庫に入れておいた。部屋にはトースターや電子レンジもある。調理も可能だが、ほとんどする人はいない。
 
交通に便利な嘉義では市内見学のほかに、日帰り旅行をした。
8日(日)、バスでツォウ族の旧タッパン社である達邦往復。9日(月)。嘉義駅から阿里山号で奮起湖まで、バスに乗り換えて阿里山へ行き、阿里山観光。10日(火)。嘉義駅から後壁駅経由でシラヤ族六重渓村へ。白河経由のバスで関子嶺温泉へ。11日(水)。バスで朴子を経由して富安宮へ。嘉義へ戻り嘉義大学の校史室など見学。12()。嘉義から鉄道・バスで虎尾・彰化の日治遺産見学。鹿港で宿泊。という行程であった。
 
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嘉義。文化路の夜市。宿から徒歩
15分ほど。人気のある「郭家粿仔湯・雞肉飯好吃店」など、たしかに賑わっている。 
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嘉義。文化路の夜市。タコ焼きもある。屋台で軽食を買って歩きながら食べた。屋台ではなく、常設店舗のほうが安くて美味い店が多いので、宿で貰ったグルメマップを参考にして、残りの夜は有名店を食べ歩いた。
 
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嘉義。中央噴水池の呉明捷投手像。
1931年台湾の高校球児たちが、日本人と漢族などの民族の違いを乗り越えて甲子園出場を果たし準優勝した嘉義農林学校の感動のエピソードは、映画「KANOカノ~1931海の向こうの甲子園」になった。映画は台湾で2014年に大ヒット。2015年に日本でも公開された。映画は見ていないが、この話はそれ以前から知っていたので、KANO関連の地を見ることもテーマだった。
 
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嘉義駅前。北行きバス停。
2017108日(日)。
本日はバスでツォウ族の旧タッパン社である達邦を往復するのがメインの目標である。ネットでバスの時刻表を見ると、便数は1日で片道3本程度である。嘉義の大雅站を早朝か1055分に発、達邦は1410分発か1910分発となる。
その大雅站というバスターミナルは嘉義公園の南にある。それで、嘉義の大雅站から1055分発のバスに乗り、1310分に達邦に着き、1時間見学して1410分のバスに乗り、嘉義へ帰ることにした。
 
嘉義駅前のバス停は駅前広場にある南行きバス停が目立つが、嘉義公園など北行きのバス停は道路南側の目立たない場所にある。
バスで嘉義公園まで乗車した。
 
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嘉義公園。案内板。左上が入口。左下に野球場。その右に嘉義神社。その右にシンボルである展望台タワーの射日塔。
 
嘉義公園は、嘉義市の東の郊外にある。日本統治時代の1910年に造られたが、もとは平埔族のホアニア族の祭壇から始まる。
開園当初は、山の地勢に沿って公園が造られ、後に東西の空地まで拡張され、橋や道が作られた。公園の面積は約268,000㎡と広大で、園内には古い木が聳え立ち、東屋、山、池などをくねくねと園路が巡る。自然の山水を利用しているため、風景は美しく、ゆっくりと散策するのにぴったりで、多くの市民が散歩している。
 
時間がなく、45分程度の見学しかしなかったので、野球場、嘉義神社(史蹟資料館)、射日塔のみを見学した。
SLが入口近くにあるというので10分ほど捜したが見つからなかった。後日、北門駅南の鉄道車両展示場で多数の車両を見た。
 
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嘉義市立野球場(棒球場)。
嘉義市立野球場の前身は嘉義公園球場で1918年(大正7年)に地元有力者や明治製糖の寄付により完成し、当時は台湾最良の球場とされていた。
戦後嘉義公園が嘉義中山公園と改称されたのに伴い嘉義中山公園棒球場と改称。近年に入り改装工事が行われ、1998年完成と共に現名称となった。その後CPBL(中華職業棒球大連盟)の試合が定期的に開催されており、2018世界大学野球選手権大会の開催地となる予定。

この球場は改修されているが、嘉農野球チームの事実上の専用グランドとなった場所である。 
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「威震甲子園」と書かれたバット型の銅製碑。
高さは約5.5m。
 
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威震甲子園」と書かれたバット型の銅製碑。
バットには嘉義農林学校を象徴する稲穂が垂れている。
 
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「威震甲子園」銅製碑。説明。          (拡大可)
 
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「威震甲子園」銅製碑。説明。
 
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野球場から嘉義神社へ向かう。奥に射日塔がそびえる。

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