2018年1月31日に大動脈弁置換術と冠動脈バイパス術の手術を名古屋ハートセンターで受けた。病状は狭心症(冠動脈狭窄症)と大動脈弁閉鎖不全症。大動脈弁は機械弁ではなく生体弁を選択した。
原因は高血圧による動脈硬化の進行だろう。高血圧はまさにサイレントキラーであった。
母親が腹部大動脈瘤になり、ステント手術後、悪化していったので、家系的に動脈硬化を心配していた。そのため運動に力を入れていたので心配はないと思い込んでいた。今、振り返ると塩分の取り過ぎだった。麻婆豆腐が好きで、醤油のほかにオイスターソース、豆板醤を使っていたが、その両者とも塩分量が多かった。インスタントラーメン、おでん鍋も塩分が多かった。塩分に気を使わなかったのが失敗だった。
現在は最高血圧90台から100台、最低血圧60台から70台、体重は54㎏。
2004年以来久し振りに受診した2017年12月初めの健診では、168・122、体重59.8㎏で、総合評価としてはメタボ非該当、保健指導非該当であった。
LDLコレストロール、尿酸、クレアチニンは基準値より高い。血糖値は低い。
心臓病を発見するためには、健診ではなく、人間ドック以上の定期検査が必要であった。
2005年以降は健診・人間ドックを受けていない。名古屋市は無料健診があり、保健所から7・8年前に受診を促されたが、健康に自信があったのと医療不信があり、断った。
血圧を測定したのは、2017年5月に整形外科のリハビリ前が久し振りで、最高血圧が180前後だったので、両足のむくみもあり、内科の受診を勧められたが、体調に問題がなかったので受診しなかった。
会社勤めをしていたころは、毎年健康診断を受け、特に1995年から2004年までは1泊2日の人間ドックを受けていたが、会社をやめてからは一切健康診断を受けていなかった。
健診・人間ドックの記録。最高血圧・最低血圧、体重。
1992年。146・102.70㎏。高血圧の疑い。左室肥大の傾向。事務職多忙。
1994年3月。150・100、69㎏。高血圧の疑い。左室肥大の傾向。
1994年10月。155・108、70㎏。高血圧の疑い。左室肥大の傾向。
1995年7月。174・99、150・98、68㎏。心電図正常。3月に営業職となり、ジムに通い始めた。
1995年12月。120・72、112・76、67㎏。左室肥大。血圧が正常になった。
1996年12月。114・72、122・78、58㎏。左室肥大。登山を始めた。
1997年12月。110・60、110・60、57㎏。左室肥大。
1998年11月。116・66、106・62、60㎏。心電図正常。
1999年11月。122・78、140・84、56㎏。左室肥大。
2000年11月。114・80、100・64、58㎏。心電図正常。
2001年11月。110・60、120・68、61㎏。心電図正常。
2002年11月。120・82、120・82、59㎏。左室肥大。
2003年11月。104・66、104・58、60㎏。左室肥大。
2004年11月。110・76、114・78、59㎏。左室肥大。
1995年までは、事務職で残業が多く、休めなかったので、肥満・高血圧だった。左室肥大は左心室に負担がかかっている状態で、狭心症などの原因となりうることを最近知った。