2017年10月9日(月)。
標高2138mに位置する神木駅は阿里山森林鉄道阿里山線の駅で、奮起湖駅から登ってきた列車が、スイッチバックして阿里山駅へ向かう中間駅だが、奮起湖駅・神木駅間が八八水害により寸断されているため、阿里山駅と当駅間は神木線として区間運転列車が運転されている。
かつて神木駅は樹齢3000年のタイワンベニヒノキが鉄道のそばに立っていることで有名で、多くの人々が神木の壮観な景色を一目見ようと、この駅で下車した。しかし、この神木に雷が落ち、元々はまだ倒れることなく立っていられたが、その後風雨に襲われ、倒れる危険性があったため、林務局が1997年7月1日に神木を倒し、現在は駅のそばで神木の一部の跡だけを見ることができる。
15時6分に沼平駅で下車して、公園を歩き16時5分ごろに神木駅に来た。このあとは神木駅16時30分発の列車に乗り、阿里山駅16時37分着、17時10分嘉義駅行きのバスに乗車する予定。
気温19度。
16時20分頃阿里山駅方向から列車がやってきた。
発車を待つ列車と遊歩道。
17時10分嘉義駅行きのバスの乗車券をセブンイレブンで購入しようとしたら売り切れていた。
バス停前のスタンバイの表示がある所に、最初の一人として並ぶと、列ができていった。
17時頃にバスが来て、乗車券のある客から乗り込んでいったが、乗車券を持っていない欧米人の客10人ほどがバスの入口から先に乗り込んでいった。マナーを無視した若者たちだった。
心配したが、車内の後部に何とか席を確保した。しかし、嘉義駅まで立ちっぱなしの客も数人いた。