2017年10月14日(土)。
10月13日鹿港から台中、苗栗、新竹を経由して17時30分ごろ台北駅に着いた。翌日から10月19日までの6日間は台北および周辺の観光である。
宿泊はゲストハクスのHotel Fun - Linsen趣旅館 - 林森館である。場所は中山区林森北路で、MRT台北駅から北へ4駅目の民権西路駅で乗り換えて東へ1駅目の中山国小駅下車徒歩10分弱。台北駅から宿まで30分程度である。「POYA寶雅」南から東へ小道を入った場所にあり、土産の菓子類が豊富な「スーパー頂好」まで徒歩10分弱。
宿泊費は10月13日から18日まで、6人部屋ドミトリー6泊で、朝食付き7458円。1泊当たり1243円。5月26日にアゴダで予約。返金不可という条件。朝食バイキングは豪華ではないが満腹にはなる。
5月時点で旧台湾総督府(現・総統府)の全館開放日を調べて10月14日(土)という日程を選んでいたので、宿の部屋でスマホを見て驚いた。1週間前の国慶節の時期に前倒しされていて、14日は開放されないと分かったのだ。今さら、私が文句を言っても仕方がないので諦めるしかない。年間10日ほどあるので、どうしても見たければ、その日に合わせて来るだけのことなのだが、重要な日程を事前に考慮しているはずなのに、簡単に変更してしまうとは国際的な信義上信じられなかった。
14日の天気予報は雨だったので、室内見学の場所を考えて、故宮博物院とその近くにある順益台湾原住民博物館を見学することにした。
故宮博物院は1991年1月に見学しているので、26年ぶり2度目となる。展示品は膨大で、国宝級の書画は限定的展示なので、王羲之の書など見たい作品が展示されていることは少ない。2016年の訪台で故宮博物院を見学しなかったのは、そういう諦めがあったからだが、そうも言ってられないので、今回は見学することにした。もっといえば、順益台湾原住民博物館が原住民文化の展示では第1位に挙げられているので、前年はここを見ておくべきだったと反省したからでもある。
10月14日、地下鉄とバスを乗り継いで、10時ごろ故宮博物院のバス停で下車した。大雨のため、玄関ホールへ入るまでにかなり濡れた。多分、いつ行っても多いのだろうから、この日の見学客数が多かったかどうかは分からない。
展示品のほとんどを撮影したので、かなり時間がかかった。写真は後日アップする。
14時30分に故宮博物院を出て、順益台湾原住民博物館へ向かった。
14時50分頃から見学を開始して、16時40分ごろ退館した。展示は豊富だが、最新の研究成果は取り入れられていない。期待したレファランス部門が見つからなかったのが、残念。
撮影枚数が多いので、後日アップすることにする。
17時前に入園したが、流路から雨水があふれて通れない園路があり、難儀した。
故宮博物院の付属庭園。1991年にも見学している。雨降りの夕方のせいか客は5人ほど。
雨降りの夕方になったので、宿へ帰った。
翌日は桃園の大渓老茶廠(旧・日東紅茶工場)と旧・桃園神社を見学。