2017年10月16日(月)。
台鉄平渓線の十分駅から基隆河上流にあり、「台湾のナイアガラ」とよばれる十分瀑布へ向かった。滝を見るまで駅から徒歩で30分余りかかる。
駅の観光案内で、近くの高台から基隆河を渡る靜安吊橋が紹介されており、渡りに行く人もあったが、十分瀑布とは関係がなく、反対方向になるので行かなかった。
十分駅からすぐ右の坂道を下っていき、しばらくして振り返ると、靜安吊橋を渡る人影が見えた。
十分駅から十分瀑布への徒歩ルートは駅からすぐ右の坂道を下っていくルートと、上の十分老街を抜けて下へ降りるルートの二つがある。いずれも、十分瀑布の南入口となるビジターセンターの手前で合流する。徒歩の観光客は少なく、車道歩きが長いので、道標があっても分かりにくい。
台湾人観光客に道を尋ねられたほどだった。
広い駐車場の左上にあるビジターセンターに立ち寄るが、めぼしいものはない。トイレのみ利用。
四広潭吊橋。ビジターセンターのすぐ先にある。基隆河を渡り、川沿いの道を進む。
觀瀑吊橋。手前が台鉄平渓線の橋脚。年代を感じさせる。
觀瀑吊橋付近では月桃寮渓という谷川が小滝となって合流している。
觀瀑吊橋。入口の上方には駐車場があり、ここからアクセスする人も多い。
觀瀑吊橋。右に台鉄平渓線の線路橋、基隆河、アクセス遊歩道。
觀瀑吊橋。降り口に展示してある石炭運搬用トロッコ。
觀瀑吊橋。降り口に展示してある石炭運搬用トロッコ。
觀瀑吊橋。降り口。石炭運搬用トロッコ。観光客も増えてきた。
十分瀑布。歩きにくい歩道の先に、ようやく滝口が見えてきた。
ルート案内があり、右上の観瀑台へ昇ってから反時計回りに下るコースが推奨されていたので、それに従った。
十分瀑布。水しぶきが激しい。NZで滝の動画を撮影したときに、デジカメの基板が濡れて故障してしまったが、現在はオリンパスの水中写真用デジカメを愛用しているので問題ない。
十分瀑布。基隆河の上流に位置する十分瀑布は落差約20m、幅約40m。カーテン型としては台湾最大の滝で、半円形の形状とその美しさから、「台湾のナイアガラ」とよばれている。
十分瀑布。周辺は水の浸食作用と地形から多くの断層と奇岩が形成されており、速い流れと相まって、多くの滝と奇観を作り出している。
十分瀑布。水流に逆らったように形成された断層が激しい水飛沫を生み出している。
十分瀑布。滝の上部は水が十分にたまるように、コンクリートで改修されている。
十分瀑布。名残りは惜しかったが、十分駅へ戻ることにした。
観瀑吊橋から。滝のように流れ込む支流の上に駐車場や売店がある。
十分駅へ戻り、平渓線終点の菁桐駅列車に乗車した。