Wham! - Freedom
Everyday I hear a different story
People say that you're no good for me
So you love another
And she's making a fool of you, oh
If you love me baby
Don't deny it
But you left me
And tell me I should try it
Tell me I'm a baby
And I will understand
But to know that I'll forgive you
Just this once, twice, forever
'Cause baby
You could take me to hell and back
Just as long as we're together
And you do
I don't want your freedom
I don't want to play around
I don't want nobody's baby
Part-time love just brings me down
I don't need your freedom
Girl all I want right now is you
Like a prisoner who has his own key
But I can't escape until you love me
I just go from day to day
Knowing all about the other boys
You take my hand and tell me I'm a fool
To give you all that I do
Bet you someday, baby
Someone says the same to you
ワム! (Wham!) は、イギリスのポップデュオ。1980年代前半から中盤にかけ大ヒットを連発し、世界的な人気を誇った。
2016年12月25日、ジョージ・マイケルが亡くなったとき、「ラスト・クリスマス」が代表曲のように紹介されていたが、私の好みでは「フリーダム」がワムの音楽を一番代表する名曲である。
晩年、ジョージ・マイケルがゲイであることをカミングアウトしたのは驚きだった。そういえばとは思ったが。
日本で人気になったのは、「 wake me up before you go go」のヒットからで、全然知らなかったデュオがベストヒットUSAのチャートを上昇し、MVでジョージ・マイケルたちが陽気な曲に合わせて踊る姿は新鮮だった。一発屋で終わるのかと思っていたら、この後もヒット曲を連発したのは、作詞・作曲を担当したジョージ・マイケルの才能に負っている。
Wake Me Up Before You Go-Go (1984年) 英1位・米1位。名曲。
ジョージ・マイケルによると、この歌は、アンドリュー・リッジリーが彼の親に書いたメモがきっかけで作られた。当初アンドリューは、「父さんが行く前に、自分を起こしてください」という文章(Wake me up before you go)を書くつもりだったが、実際には間違ってupを二回書いてしまったので、Goをわざと二回書いた「Wake me up up before you go go」というものであった。
1984年5月にイギリスでリリースされ、位となった。その後、アメリカでも10月にリリースされ、84年12月に3週間1位に輝いた。この曲によってワム!はイメージを「Bad boys」から陽気なイメージへと変え、世界的なスターに成るきっかけとなった。また、PVで着用した「CHOOSE LIFE」「GO GO」と書かれた服がブームになったのも有名である。
ジョージの作曲意図は50年代・60年代ポップスをアップテンポで若者向きに焼き直すといことだった。それで
イントロがドゥワップ風。MVは陽気で楽しい雰囲気が出ていて面白かった。蛍光色でのダンス風景、女性のミス、ラストのジョージの気の抜けた姿は当時のビデオでは見たことがなかったので新鮮だった。
Careless Whisper 1984年 英1位・米1位。メロディーは美しいがそれだけなので飽きてくる。
ビルボードで1985年2月16日付けの週間チャート、その年の年間チャートともに1位。ワム!にとっても、ジョージ・マイケルにとっても最大のヒット曲。日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1984年10月29日付から4週連続1位。
Last Christmas 1984年 英2位。名曲。
人気絶頂だった1984年のクリスマスに合わせて発売されたクリスマスソング。タイトルは「去年のクリスマス」と言う意味で、クリスマスの失恋をテーマとしている。マイケルが一人で録音している(演奏は打ち込みによるもので、ギターもこの曲には入っていないため、ジョージ自身が実際に演奏しているパートはない)。
日本のオリコンでは、1984年12月30日付の総合シングルチャートで最高12位。洋楽シングルチャートでは1988年12月19日に初の1位を獲得し以後、通算で30週1位を獲得した。1992年にはオリコン洋楽シングルチャートの年間チャート1位。アメリカではシングルレコードとして発売されていない。
Freedom 1985年 英1位・米3位。13 August 1984 (UK)、July 1985 (US)リリース。名曲。
1985年の欧米バンドでは初めての中国北京公演をビデオに使用。ラジオでは前半部分はなく、音楽部分から流れていた。というか、このビデオは記憶がない。始めの1分は不要。1985年の中国が記録されていて興味深い。4:54の中国人女性の声が印象的で、効果音になっている。これがないバージョンは淋しい。最後のトランペットはビートルズ「ペニー・レイン」の真似か。メロディーの流れ、詩の響き、ジョージのボーカル、バックのギターカッティングなどすべてが完璧。