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Channel: いちご畑よ永遠に
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80年代の名曲 ペットショップボーイズ 「West End Girls」「Suburbia」「Go West」 

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ペット・ショップ・ボーイズPet Shop Boysは、イギリスのシンセポップデュオ。
1981年に、ニール・テナントとクリス・ロウの2人が出会って結成された。デュオ名は共通の友人がペットショップで働いていたことから。

1984年にエピックから「West EndGirls」でデビューしたが、この時は売れず、1985年にパーロフォンに移籍後、リリースした「West End Girls」のポップアレンジバージョンが大ヒット、全世界で約150万枚を売り上げて一躍有名になった。この曲は、日本でスズキ・カルタスのCMソングに使われた。その後も現在に至るまで数々のヒット曲を提供し続けている。

基本的に歌詞はニール、メロディーラインはクリスが作成している。クリアなウィスパーボイスのボーカルと流れるようなシンセポップが特徴で、ダンスミュージックとして高く評価されている。
 
West End Girls1985年。

ヒップホップ調の音楽。歌詞は階級と都市での抑圧された生活に関するもので、一部はT.S.エリオットの詩「 The Waste Land」を取り入れている。1984年にコロンビアレコードからリリースして小ヒット。 EMI移籍後、アルバム「Please」収録のため、ベースラインやパンチのあるリズムを加えて造り直した。198510月リリース。1986年英米で1位の大ヒットとなる。

ニールは従兄弟の家でギャング映画を見たとき、"Sometimesyou're better off dead, there's a gun in your hand and it's pointing at yourhead"の歌詞を思いついた。娼婦の歌と勘繰る人もいるが、乱暴な若者が金持ちを夢見る歌だと語る。後半の歌詞"From Lake Geneva to the Finland Station"はソビエト革命時のレーニンの列車行路を示唆している。

1986年の初めに、このMVを見た時は新鮮だった。名曲。
 
Suburbia1986年。
アルバム「Please 」からの4曲目のシングル。ロサンゼルス郊外の町の暴力と汚さを描いた1984年の同名の映画からヒントを得た。
19869月リリース。英8位。全米70位。名曲。
メロディーが秀逸。ドライブに最適。
 
Go West1993年。
原曲は、1970年代後半から1980年代前半にかけて一世を風靡した、アメリカのディスコグループ、ヴィレッジ・ピープルの代表曲の1つ。YMCAの次のシングル曲。
「ゴー・ウェスト」という題名は、19世紀のアメリカの新聞人・政治家ホレス・グリーリーが人々に西部開拓を呼びかけた有名な論説の一節、「西部に行け若者よ」(Go West, young man)にちなんでいる。同時に、西部のサンフランシスコをゲイ解放のユートピアとみなして憧れた1970年代のゲイの間での気分が表現されているとも一般には理解されている。
1993年ペット・ショップ・ボーイズがカヴァーしヒットした。なおペット・ショップ・ボーイズの楽曲のプロモーションビデオは、直前に終結した東西冷戦とソビエト連邦の全体主義とアメリカの西部開拓(マニフェスト・ディスティニー)を皮肉ったものとなっている。なお節回しが大きく異なる部分があるほか、オリジナルにはなかった歌詞やメロディーが加わっている。西ヨーロッパ諸国ではオリジナルを上回る大ヒットとなった。
2位。米ダンス音楽部門1位。

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