ホーチミン市。歴史博物館。2013年1月27日(日)。ダナンから飛行機に乗り、ホーチミン市のタンソンニャット空港へ10時40分頃到着。予約したホテルはブイビエン通りにある。空港からの路線バスはベンタイン・バスターミナルまで運行されていて、ホテルへは徒歩圏内なので、利用することにした。バス停の位置は空港ターミナルから出て、駐車場のある区域へ向かう道路の反対側にあるのだが、バスが停まっているわけでもないので、駐車場の末端まで探してしまった。しかも、本数も多くなく、客も少ないので、余計に分かりにくかった。
ベンタイン・バスターミナルも道路の真ん中にある感じで、なかなか方向感覚がつかみにくい。なんとかブイビエン通りのホテル「ドゥクヴォン」に13時頃に着いた。2泊したが、快適なホテルだった。ホテルで翌日のクチトンネルツアーを6ドルで予約。2日後のオケオ遺跡見学のためのロンスエン行き長距離バスを12ドルで予約した。
そのあと、タクシーで市街地北部にある歴史博物館へ向かった。ベトナムの各時代の資料が豊富に展示されている。無料の日本語リーフレットが入手できる。
ベンタイン・バスターミナルも道路の真ん中にある感じで、なかなか方向感覚がつかみにくい。なんとかブイビエン通りのホテル「ドゥクヴォン」に13時頃に着いた。2泊したが、快適なホテルだった。ホテルで翌日のクチトンネルツアーを6ドルで予約。2日後のオケオ遺跡見学のためのロンスエン行き長距離バスを12ドルで予約した。
そのあと、タクシーで市街地北部にある歴史博物館へ向かった。ベトナムの各時代の資料が豊富に展示されている。無料の日本語リーフレットが入手できる。
歴史博物館。青銅製の斧。ドンソン文化時代。BC5世紀。
ドンソン文化はベトナム北部の紅河流域を中心に成立した東南アジア初期の金属器文化で、BC4世紀頃からAD1世紀頃にかけて続いたといわれる。青銅製の銅鼓が特徴で、起源は中国の雲南とされる。
ドンソン文化はベトナム北部の紅河流域を中心に成立した東南アジア初期の金属器文化で、BC4世紀頃からAD1世紀頃にかけて続いたといわれる。青銅製の銅鼓が特徴で、起源は中国の雲南とされる。
歴史博物館。舟形木棺。複製。ベトナム北部ハイフォン市出土。ドンソン文化時代。BC5世紀頃。副葬品として100以上の斧、槍の穂先、短剣、壺、銅鼓などが出土した。
歴史博物館。銅鐸。銅瓶。銅鼓。ドンソン文化時代。BC5世紀頃。銅瓶、銅鼓は北中部タインホア省出土。
歴史博物館。メノウ製首飾り。ホーチミン市出土。BC5世紀頃。
歴史博物館。テラコッタ。家形。AD1~3世紀。北中部タインホア省出土。家禽らしきものがいる。
歴史博物館。青銅製の出土品。銅鐸。ランプ。鏡。腕輪。3世紀。北部ベトナム出土。
歴史博物館。頭蓋骨と獣形ピアス。BC2世紀頃。ホーチミン市出土。壺形甕棺から出土。
歴史博物館。宝飾品の鋳型。青銅製。オケオ文化展示室。AD1世紀頃、東南アジアでは木材、香料、金属、織物、蜜、蝋などの産物の交易が盛んになり、特にメコンデルタ地帯では交易が盛んとなり、その中心となる交易都市オケオから多くの遺物が出土し、オケオ文化とよばれている。オケオからは夥しい黄金製、青銅製、錫製の指輪・首飾り・腕輪、ガラス製のビーズなどの宝飾品が出土した。
東南アジアのアニミズム信仰の土台の上に、インド文化のヒンズー教、仏教が信仰された。
オケオ文化が属した扶南国は、1世紀から7世紀にかけてメコン川下流域(現在のカンボジア、ベトナム南部)に栄えたヒンドゥー教・仏教(5世紀以降)の古代国家である。オケオは扶南国の外港であった。
東南アジアのアニミズム信仰の土台の上に、インド文化のヒンズー教、仏教が信仰された。
オケオ文化が属した扶南国は、1世紀から7世紀にかけてメコン川下流域(現在のカンボジア、ベトナム南部)に栄えたヒンドゥー教・仏教(5世紀以降)の古代国家である。オケオは扶南国の外港であった。
歴史博物館。オケオ文化。黄金製の指輪・首飾り・腕輪。
歴史博物館。オケオ文化。ガラス製のビーズや宝飾品。
歴史博物館。オケオ文化。土器類。
歴史博物館。オケオ出土。2世紀のローマ金貨。マルクス・アウレリウス帝の肖像。在位161~180年。「自省録」は彼の著作である。東西交易の証である。
歴史博物館。ドゥルガ女神像。7~8世紀。メコンデルタ地方チャーヴィン省出土。
歴史博物館。石碑。扶南王国時代。グナヴァルマン王子によるヴィシュヌ神の足跡の聖別式および排水工事を記している。
歴史博物館。リンガ。オケオ文化時代。
歴史博物館。オケオ文化時代。
歴史博物館見学後、統一会堂と戦争証跡博物館を見学。
歴史博物館見学後、統一会堂と戦争証跡博物館を見学。