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香川県直島 直島銭湯 家プロジェクト 直島町役場

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直島銭湯。香川県直島町。平成
26517日(土)。岡山県玉野市宇野港から直島へ行き、地中美術館を見学したのち、直島宮浦港へ戻り、豊島へ渡って豊島横尾館を見学後、直島宮浦港へ戻ったのは1357分。家プロジェクト最寄バス停農協前方面の町営バスは1355分に出たばかりで、次便は1450分。徒歩なら30分ほどかかる。それならばと、直島銭湯Iラブ湯にでも入るかと考えた。この銭湯もできた頃話題になり知っていたが、重点目標とはしていなっかたが、せっかくなので入ろうと、港から数分歩いて銭湯に着いた。
現代美術的に装飾された外観に高揚感を覚える。
 
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直島銭湯。銭湯の前にも、面白いオブジェが用意されている。
券売機を見て、目が凍りついた。タオルも何も持っていなかったからだ。入浴料500円はいいとして、タオル・ボディーソープ・シャンプーのセットが1000円。今回の旅行は石鹸類は持ってこなかったが、必要なときはやはりあるなと実感したが、入浴する時間はないと思っていたので仕方がない。せっかくなので、オリジナルタオル300円を購入して入ることにした。学生風の男は迷っていたが、結局諦めたので、番台のおばさんは内部の写真を見せてやっていた。
 
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直島銭湯。浴室。入ってから出るまで客は私一人だけだった。入ってから
10分ほどして、脱衣所を掃除する人が来ただけだった。
 
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直島銭湯。浴室。色々置いてあるが、色彩感に乏しい。ローマ建築のモザイク画の方が優れているし、テルマエ・ロマエの方が面白かったような気がする。
 
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直島銭湯。浴室。秘宝館から持ち込んだ象の置物。
 
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直島銭湯。浴室から脱衣所
 
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直島銭湯。脱衣所。洗面所。猥雑さが少ない。
 
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直島銭湯。脱衣所。洗面所。染付の藍色だけでは、いくらデザインだけでも無理がある。
 
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直島銭湯。トイレ
 
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直島銭湯。トイレ。便器。
30分ほどして、外に出た。宮浦港のバス停から1450分のバスに乗り、家プロジェクトの拠点がある農協前で下車し、チケットセンターのある本村ラウンジで共通チケット1030円を購入。151分だった。このときに、「南寺」は入館整理券が必要だといわれたので、まず南寺方向へ歩いていった。
 
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極楽寺。八幡神社の別当寺。開基は平安初期、聖宝尊師(理源大師)によると伝えられる。後に、来島した僧が配流された崇徳院追福のために御堂を建立したという。
戦国時代末期の直島では、水軍の将高原次利が直島の八幡山に直島城を築き、その城下町として本村の町並みや寺院群、神社などを整備した。高原次利は、豊臣秀吉に仕え備中高松城水攻めの際に秀吉軍の水先案内をした功績により男木島、女木島、直島の3600石の領主となった。関ヶ原の戦いのときは東軍に味方し江戸時代に入っても所領を守ったが、子孫は6代目の時に改易され、1671年に天領となった。
山門は町文化財で、元禄141701)年の建築。高原家の家紋と船印が印されている。旧領主高原家の分家で福岡藩士高原利定が寄進したもの。
 
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八幡神社鳥居。県文化財。八幡神社参道入口に建つ明神鳥居で、高さ
385cm、柱の直径50cm、直島産の花崗岩製で、全体として重厚な印象を与えるのは桃山から江戸の作風の特徴。
高原次利が慶長6(1601)年に八幡神社の神殿などを再興した。
祭神の応神天皇については、吉備国に向かう際に直島に立ち寄り、その上陸地が「宮ノ浦」だという説が日本書紀にある。
 
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ANDO MUSEUM
1510分頃、南寺に着いて、行列の先頭に行くと、係員から1530分の整理券も貰った。時間があるので道を戻って、ANDO MUSEUMへ入った。時間が足りるがどうか分からなかったが、見学時間は10分程度で終わってしまった。510円は高い。バカにしている、安藤忠雄の建築は10棟ばかり見てきたが、どれも高いコンクリート壁が共通して、マンネリズム。過大評価されているのではないか。彼がオマージュしたル・コルビュジェの建築はインドのチャンディガルで実見したし、作品は写真で見ているが、色彩・デザインともはるかに優れている。安藤忠雄が評価されていることは、日本の建築家の創造性が退化している証明である、と感じながら南寺へ向かった。
 
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家プロジェクト。南寺。ジェームズ・タレル。安藤忠雄。真っ暗な空間に入り、わずかな光の物体を徐々に感覚していくという仕掛け。トリッキーなインスタレーションというだけのもの。
角屋を見て、護国神社へ向かう。
 
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家プロジェクト。護国神社。本殿へ登る階段がガラスでできている。地下には石室があるらしいが、地元の人がいて良く分からなかった。ガラスの階段により地下と地上を一つの世界に結ぶというコンセプトらしい。大体、日本の神話世界では地上ではなく天であろう。
 
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家プロジェクト。碁会所。内部には作品「椿」が展示されている。家プロジェクトは
1630分までなので、残り30分もない。「はいしゃ」へ向かった。途中に町役場があった。
 
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直島町役場。離島の町役場にしては巨大豪華な建物に驚いた。この町役場は昭和
58年に建築家・石井和紘の設計により、建設費47300万円をかけて建設された。
 
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直島町役場。別名直島飛雲閣と称されるモダンな町役場といわれるように、豊臣秀吉が聚楽第に建設した飛雲閣上部のモチーフをアレンジしている。
愛知県庁本庁舎、名古屋市役所本庁舎は城郭を意匠した帝冠様式だが、その亜流ということか。単なる四角い箱物よりは面白い。
 
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家プロジェクト。「はいしゃ」。かつて歯科医院兼住居であった建物を、直島銭湯を手掛けた大竹伸朗が作品化。
 
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家プロジェクト。「はいしゃ」。ノスタルジックなコラージュが面白い。
農協前発宮浦港行きのバスが1622分なので、それに合わせて農協前に戻った。1628分に宮浦港へ到着。海の駅で土産を購入し、1640分発の宇野港行きフェリーに乗船。
 
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宇野港行きフェリー。遠ざかる宮浦港
 
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宇野港行きフェリー。宇野港から来たフェリーとすれ違う。
 
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宇野港行きフェリー。直島の余韻に浸る乗船客。左のテーブルでは韓国人数人が談笑していた。
17時頃、宇野港に到着。まだ明るいので、玉野市八浜町の硯井の井戸へ向かった。
 
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硯井の井戸。玉野市八浜町大崎。菅原道真が左遷され大宰府へ船で向かう途中、八浜周辺に上陸した際、砂浜のくぼみに水がふき出しているのを見つけ、それを飲むと、不思議なことにもとは海中であるはずの場所にもかかわらず塩気の無い清水であったという伝説の湧水。
環境省のHPに岡山県の名水の紹介があり、現在も取水可能のように整備されていると書いてあったので、期待したが、全く取水不能の状態にがっかりした。翌日に岡山市中区の「雄町の冷泉」に行く必要を感じながら、道の駅「みやま公園」へ向かった。翌日は常山城跡、備中高松城跡などを見学。

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