ゲルの夕食。2014年7月13日(日)。ビンデルへ向かう途中の草原の中のゲルに泊まった。宿泊ゲルの選定と交渉は運転手がやってくれる。宿代は翌日1万5千TG(830円)支払った。
20時30分にゲルに入ると、21時頃に夕食を用意してくれた。
夕食はバターとチーズでだが、ガラス瓶に入った発酵野菜が美味かった。
ゲルの前で寝る犬。7月14日(月)。夜中は犬が警備してるので、外に出るなといわれた。6時前に起きて、外に出た。トイレはないので、草原の窪みを捜す。
ゲルと車。ゲルには2台のベッドがあり、左側のベッドに一人で寝た。運転手は車の中で寝ている。
ゲルの左にはソーラーパネルがあり、照明やテレビの電源になっている。右にはバケツがあり、水が入っている。
馬がいる。
羊の群れが柵の左で寝ている。
犬がようやく起きてゲルの周囲を回っている。
馬の鞍とバイク。ハラホリン方面は乗用車が必ずあったが、この地方はまだ貧しいのかバイクだった。
羊の群れ。
朝食。バター、チーズが主だが、茹でた羊の骨つき肉が出てきた。客人への御馳走なのだが、美味いものではない。
ゲルの家族。中学生ぐらいの娘は人懐こい。夜にウォークマンで木村カエラの「スノードーム」と「
You」のPV動画を見せた。楽しそうに見ていたが、どう感じたのだろう。英語を勉強しているということで、母親から英語で話してみたらと促されていた。宿から出発するときに、ようやく「グッドバイ」と言ってきた。
7時30分頃にビンデルへ向けて出発した。
草原の川。川の渡渉は何度もあった。8時30分頃に遭遇した川は川幅が広かった。珍しく橋があるが、今にも崩れそうな頼りない橋で、歩行者ぐらいしか渡れない。
川の真ん中で、停まってしまった。先ほどの川でも停まり、運転席横のカバーを開け、車の底部を工具で操作して動いたが、今回はなかなか動きださなかった。
草原の川。写真を撮っていると、いやな顔をされた。カバーの下に川の水が流れているのが見える。それほど深くはない。昨日のスタックした車のように、裸足になって川を渡ることになるのかも知れない。と考えていると、10分ほどして動き出した。恐るべきロシア製四駆である。
11時頃、立派な橋を渡るとようやくチンギス・ハン生誕伝承地の一つヘンティー県ビンデルの町が見える地点に着いた。