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メキシコ ハラパ人類学博物館 その2 オルメカ文明室

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様々に加工された翡翠製の祭祀用石斧。ハラパ人類学博物館。オルメカ文明室。
2014年11月20日(木)。BC1500300年。ベラクルス州南部出土。
 
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石柱。長さ
34㎝、幅49㎝、高さ183㎝。200400年。ベラクルス州南部ピエドラ・ラブラダ出土。
暦と出来事が彫られている。出来事が起きた場所がまず彫られており、それは敷物を内部で囲む3つの輪として表現されている。出来事の起きた年は「7の蛇の目」として表現されている。
石柱の頂部は杖で装飾されている。
これは260日暦と365日暦が52年に一度合致するシウモルピリの年のことと関連がある可能性がある。
 
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陶製碗。
BC900400。ベラクルス州中部出土。
 
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彫り絵入り石斧。
BC900400。アロヨ・ペスケロ出土。ベラクルス州。緑の石を加工したもの。横顔の人物は豊穣の象徴であるとうもろこしの発芽と関連する。腕に長いものを持ち、聖なるものを守護している。
 
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彫り絵入り石斧。人物像のスケッチ図。
 
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オルメカ文明の装身具。翡翠の首飾り。翡翠の腕輪。
骨製人物像(右)。石製人物像(左)。300900年。
 
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オルメカ文明の装身具。珊瑚製の首飾り、耳飾り。
歯を繋げた紐。9001200年。
 
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仮面。
 
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土製骨壺。
BC300AD200。高さ92㎝。カテマコ出土。二次埋葬用。髭がある顏は斜視の目をしている。歯が欠けて笑みを浮かべているのは老人を表している。
以上がオルメカ文明室1・2の展示。
 
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中庭2の展示。
うずくまるジャガー石像。200900年。ノピロア出土。ベラクルス州中南部。高さ1.69m、幅2.46m、奥行2.78m
眼には黒曜石が嵌め込まれていた。
 
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中庭2の展示。
左奥はラ・モハラの石碑。西暦143521日、156713日に相当する暦が彫られている。577の絵文字があり、盛装した人物像も見られる。彫刻様式にはオルメカ文明のトレス・サポテス遺跡の影響が見られる。
中央奥は生贄供犠石。9001200年。

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