円形ピラミッドを下って、遊歩道を東に進むと、付設博物館があった。入場無料。まばらだが、入館者はそこそこいる。
無料なので、実物資料は少ないが、想像図などが豊富で、古代史の理解には役に立つ博物館であった。
クィクィルコはBC1世紀頃とAD2世紀頃の、南西15㎞のアフスコ山域にあるシトリ火山の2度の噴火による溶岩流に呑み込まれ、放棄された。
遺跡は厚さ10mの溶岩原の中にある。
発掘調査は1920年代から開始された。現在と同じく西側の入口方向から東方向への景観で、正面は頂上への西斜路と思われる。
髪飾り、耳輪、鼻飾り、唇飾り、首飾り、胸飾り、腕輪、足飾り、サンダル。
投擲具。アステカ帝国時代まで使用された。