平成27年11月7日(土)。和歌山市。
コウノ巣山展望台東下にある。第二次大戦まで使用された島内6カ所の砲台跡のなかで最大規模。
下にトンネル通路がある。照明がないので、手探りで奥へ向い、何とか出口に出た。加太港乗船所で懐中電灯の案内があり、何かと不思議に思ったが、このためだった。帰路にスマホの懐中電灯機能で照らしてみると、中間左右に部屋があり、部屋の奥の階段から隣の砲座跡につながっていることが分かった。
立入り禁止、マムシ注意の看板がある。
保存状態は良好。対馬要塞のほうが規模は大きい。友が島は各所に分散している。
11時近くになり、11時30分に帰りの便が出るので、急いで下山した。11時20分頃に野奈浦桟橋に到着。聴音所跡、探照灯跡を見学する時間はなかったが、これで充分だろう。
乗船客は10人ほどの若い男女のグループを含めて15人ほどだった。11時25分頃に乗船し、客がいないか放送をしたのち、27分には出発した。船便の場合は早発があるので気を付ける必要がある。
加太港に11時50分頃着くと、100人ほどの客が待っていた。
12時に臨時便が出るらしい。友ケ島はコスプレで有名だが、そのような光景はなかった。翌日は雨天の予報だったので、キャンプ自粛と案内されていたが、神戸高校の女子生徒たちがキャンプ用のザックをかついで乗り込んでいった。
予定どおり、早めに友ケ島を済ますことができた。和歌山ラーメンで有名な井出商店を予定していたが、繁忙時間帯を外すために、先に和歌山県立博物館へ向かったが、何と休館だった。仕方なく、和歌山城へ向かった。