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呉。海上自衛隊呉基地・護衛艦一般公開。平成25年10月27日(日)後半。旧呉鎮守府庁舎見学と珍来軒の冷麺を食べ終わり、護衛艦日曜一般公開の会場となるFバースへ向かい40分近く歩くと、ゲート前に行列が見えた。着くと同時に、12時40分頃開門され、見学者は特にチェックもなく構内へ入っていった。構内は広い。岸壁入口にある受付までは300mほど歩くことになる。Clik here to view.

手前に見えるのは輸送艦「くにさき」。
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呉。護衛艦一般公開。岸壁入口に受付があり、代表者ごとに名簿へ記入していく。団体バスも来ており、300人ほどの参加者だったので、代表者記入だけでも、かなりの時間がかかり、13時まで付近で待機することになる。Clik here to view.

本日の公開艦船は訓練支援艦「てんりゅう」。事前にネットで発表される。本当は護衛艦がいいのだが、自分で選択できるわけではない。訓練支援艦は海自に2隻しかないので、珍しいともいえる。
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輸送艦「くにさき」。Clik here to view.

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左側に護衛艦「さざなみ」113と「とね」234。右側に訓練支援艦「てんりゅう」。Clik here to view.

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護衛艦「とね」。Clik here to view.

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護衛艦「とね」。攻撃用装備が間近に見える。Clik here to view.

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ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」。海自係員に空母だねと思わずもらしたら、否定された。同型艦はオスプレイの発着を経験しているという。Clik here to view.

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訓練支援艦「てんりゅう」。出迎えを受けながら、タラップを登って行く。雨天だと公開中止になるのはデッキを含めて滑り易くなるからと推測する。Clik here to view.

訓練支援艦「てんりゅう」は排水量2450t、全長106m、最大幅16.5m、速力22.0ノット、乗員144名。
平成10年6月住友重機械工業浦賀艦船工場にて起工。平成12年3月17日就役。
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訓練支援艦「てんりゅう」の後方甲板から眺める「いせ」と護衛艦「さみだれ」106。Clik here to view.

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訓練支援艦「てんりゅう」の後方甲板から眺める護衛艦「とね」。Clik here to view.

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訓練支援艦は、海上自衛隊において、主に対空射撃訓練支援用に無人標的機を管制する艦艇を指す。後甲板から無人標的機を発射運用し、これを目標として射撃艦から発射された訓練用ミサイルの射撃評価を行う。Clik here to view.

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無人標的機ファイアビー。全長7.0m、全幅4.0m、高さ2.0m、重量1066圈∈嚢眤度580ノット(約1000/h)、最大航続距離700マイル(約1100辧法運用高度約30m~17000m。Clik here to view.

このほかにもチャッカーという無人標的機も備えている。
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訓練支援艦「てんりゅう」の後方甲板から前方を眺める。Clik here to view.

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訓練支援艦「てんりゅう」の艦首甲板から後方を眺める。Clik here to view.

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62口径76mm速射砲。射程16辧発射速度100発/分。旋回無制限、俯仰下15度から上85度。国産。Clik here to view.

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62口径76mm速射砲。Clik here to view.

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トイレ。水は上のバルブを流す。Clik here to view.

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船内への入口。船内へはトイレを使用するために入ることができる。入口から10m先にあり、その間に生活臭のある備品などを見ることができた。何人かが船内に入るのも目撃したので、入ってみた。Clik here to view.

30分程度で見学は終了してしまった。
担当の自衛官は低姿勢で誠実、好感のもてる青年たちだった。集団的自衛権で実戦に参加し、被害を受ければ護衛艦公開などは中止されるだろうが。
フィリピン台風災害支援のニュースで呉基地から出港する艦船の映像を見ると、生々しい現実感を感じた。
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構内にある廃船となった潜水艦。Clik here to view.

「アレイからすこじま」の駐車場へ帰り、灰ヶ峰へ向かった。
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灰ヶ峰展望台からのパノラマ。中央下に呉市街。夜景で光の筋が「くれ」と読めたカップルは結ばれるというので人気があるという。左の山並みは休山・高鳥山・音戸の瀬戸と続き、その先は倉橋島。山並みの左は阿賀で広市街地に続く。呉港を隔てて江田島が右方向へ連なっている。江田島の先は西能美島。江田島の右に似島。その奥に薄く厳島が見えている。Clik here to view.
灰ヶ峰は標高737m。呉市街から北へ進むと狭いカーブの連続となる。灰ヶ峰は少女殺人事件で最近話題になったように、途中の道路は陰気な箇所もある。
頂上に駐車場があり、100m先に展望台がある。
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灰ヶ峰山頂。旧海軍の高射砲台跡。山頂には、直径6.7m白いドーム型の気象レーダー「広島地方気象台 灰ヶ峰気象レーダー観測所」が設置されている。Clik here to view.
当日は観測所見学のバスが来ており、帰路はバスが前方をふさいだため、ノロノロ運転になってしまった。
海田町へ向かう。
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畝観音免1号古墳。海田町ふるさと館。九州見学で通っていた国道2号線を北へ入ると、海田町ふるさと館がある。歴史民俗資料館類似施設なので、月曜休館。月・火の行程を考えると、今日しか時間がとれない。畝観音免古墳群の所在地に近代的で立派なふるさと館が建てられた。Clik here to view.
受付で見学を伝えると高齢男性が館内を案内してくれた。
古代・中世の海岸線はこの辺りまで深く湾入していたというから驚きだ。瀬戸内海沿岸の陸路と海路が交わる要衝であった。
展示室の窓からは畝観音免1号古墳の石室が間近に見える。石室は両袖式で、全長8.1m、玄室の長さ5.8mと県南西部では最大級の規模と評価されている。このことから、被葬者は地域の首長を超えた広域の首長としてとらえられ、6世紀末から7世紀前半の時期には、海田湾に面していたこの古墳群を営んだ勢力が、広島湾周辺の海域や西条盆地のやや内陸にかけての広域を統治していたことが推察される。
せっかくなのでと、2階の展示室で織田幹雄の資料も見学した。これから岩谷観音まで登ると言うと、ここの裏山の日浦山の登山コース案内図を渡された。
15時50分頃に、ふるさと館を出発し、府中町の水分神社方向へ向かった。
15時50分頃に、ふるさと館を出発し、府中町の水分神社方向へ向かった。
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岩谷観音。呉娑々宇山の中腹にある展望地。16時15分頃、府中町の水分神社手前の駐車場に到着。驚いたことに駐車場は17時に閉めると書いてあった。山から帰って裸になって汗を拭いている青年に尋ねると、今から登るのかと、怪訝な顔をされた。500mほど先に、駐車スペースがあると教えられたので、墓地の横を通って、車止め地点に駐車。慌てて登り、水分神社の左から山道を入るまでに数人が降りてくるのに遭遇。尾根道でよく登られている道なので、快適に登れる。途中で木段の整備をしている人もいた。15分ほどで岩谷観音に到着。ここは今は廃寺になっている。ここからは展望がなかったので、上の岩場まで行く時間はないが、その途中の展望のあるところまで登ってもみた。Clik here to view.
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岩谷観音から見下ろす広島湾。西日なので反射して良くは見えないものの、満足できる風景であった。左から江田島、似島。右奥に厳島。Clik here to view.
墓地も含めて17時に閉めだされる可能性もあるので、必死になって下った。10数分で車止めに到着。16時55分頃だった。近くにスーパー銭湯のような施設があったが、面倒くさくなり、そのまま佐方SAへ帰った。翌日は極楽寺山、湯の山温泉、可部高松城跡、木ノ宗山遺跡などを見学した。