イルカショー。太地町立くじらの博物館。
平成27年11月15日(日)。和歌山県太地町。
くじらの博物館では、イルカショーとクジラショーがある。13時15分からイルカショーが始まった。内容はテレビで見るようなものと変わらなかった。背景の紺碧の海が素晴らしい。
クジラショーエリア。
クジラショーは14時15分からなので、その間に水族館と本館を見学した。
ふれあい桟橋。
客がイルカにエサを与えたりしている。
水族館屋上から眺める入江。
水族館大水槽。
スジイルカ、マダライルカ、バンドウイルカが泳ぐチューブ式のトンネル水槽。
アルビノのバンドウイルカ。水族館大水槽。
アルビノのバンドウイルカ。水族館大水槽。
ハリセンボン。水族館。
水クラゲ。水族館。
太地の伝統的な捕鯨方法「古式捕鯨」を再現したジオラマ。本館。
江戸時代後期から明治時代までおよそ300年続けられた古式捕鯨の様子。
江戸時代のはじめ、組織的に編成された鯨舟で鯨を追い、銛を打ちこんで鯨をとらえる突取法の技術が導入されて以来、太地浦では本格的な古式捕鯨が行われるようになった。
17世紀の後半になると、網を使って鯨の行動範囲を狭める方法を加えた網取法が考案され、さらに多くの鯨をとらえることができるようになった。
網捕法は大規模で、延宝3年の記録によれば、総舟数39隻、勢子舟25隻、網舟9隻、持左右(もっそう)舟2隻、山見納屋舟3隻、それに浜取舟となっている
陸地は梶取崎山見。
太地町古式捕鯨ジオラマ。
灯明崎沖を持左右舟(もっそうぶね)などによって上部左の太地浜へ曳航する様子。
上部右奥の浜が博物館のある浜、その左が映画「ザ・コーブ」の舞台となったくじら浜。
古式捕鯨船の模型。
太地の鯨舟は1艘ずつ鮮やかに彩色されていたという。
古式捕鯨道具。銛と剣。
日本製のアメリカ式捕鯨銛と剣。年代不明。外房捕鯨株式会社寄贈。
房総のツチクジラ漁で使われたものとみられ、アメリカのものを真似て作られている。上から、タグル・アイアン(銛)、ランス(剣)、ランス(剣)、ボーディング。ナイフ。ランスはクジラにとどめを刺すための剣。ボーディング・ナイフは、鯨体から剥された母船の甲板上に引き上げられた脂肪層の大きな塊を鯨体を切り離す際に使われた。
串本で製造された鯨肉缶詰のラベル。明治45(1912)年頃。
第三大東丸の模型。
第三大東丸は大洋捕鯨株式会社によって昭和18年に長崎で建造された木造のノルウェー式捕鯨船。
近代捕鯨銃砲類。
チャールズ・W・モーガン号の模型。
1841年に建造された典型的なアメリカ式捕鯨船の模型。
アメリカ捕鯨黄金期。
クジラショー。
自然の入江を仕切って作られた自然プールの一角で、世界でも珍しいゴンドウクジラだけのショー。
クジラショー。
期待したが、大型のイルカショーという印象だった。
このあと、売店でザ・コーブのロケ地となった「くじら浜」の場所を確認して、その後「くじら浜」と灯明崎を見学。