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Channel: いちご畑よ永遠に
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ガラパゴス 青い目をしたハト ガラパゴスバトとダーウィンフィンチ

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ロス・ヒメロスの遊歩道。
201564日(木)。ガラパゴス。サンタクルス島。
島内半日ツアーで、ロス・ヒメロスの遊歩道を歩き、スカレシアの樹林帯を見学し、ダーウィンフィンチとガラパゴスバトに遭遇した。
ガラパゴスには約165種類の鳥類が生息しており、生き物の中で大きな存在となっている。有名な鳥はフィンチとマネシツグミである。
 
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枝にとまるダーウィンフィンチ。
スズメ目ホオジロ科のうちガラパゴス諸島およびその北方にあるココス島特産の数属の鳥の総称。全長914cm。スズメ大のものが多い。
羽色はいずれも灰褐色やくすんだ黒っぽい目だたない色をしている。14種が知られている。C.ダーウィンがビーグル号で世界周航の旅のおり,ガラパゴス諸島を訪れて発見したもので,種の可変性を説く彼の進化論の重要なよりどころとなった。
これらの一連の鳥たちは形態・行動習性などにかなりの種間差が見当たるにもかかわらず,相互の類縁関係は明らかであり,穀食や昆虫食などの食物の食べ分けにより同一系統から種々の嘴に進化したおり、適応放散の典型的実例とみられる。
 
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餌を探すガラパゴスバト。
ガラパゴスの固有種。全長約20㎝、翼長約50cm、繁殖地は諸島内の広い範囲で確認されている。
頭部から胸は赤褐色で、腹は黄褐色みを帯びる。目の周りは鮮やかな青色であり、アオメバトの別名がある。足は赤い。
 
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人を恐れないガラパゴスバト。
人を恐れない事が仇となり、かつての大航海時代ではガラパゴスに寄港する船乗り達や初期の移住者達の格好の食料として丸太で殴られては大量に捕獲され、その数を急激に減らしたといわれる。
今世紀に入ってからも、食用として乱獲され続けた。しかし現在では、人間以上にアオメバトの生存を脅かしている動物がいる。アオメバトの巣は地上に作られるため、人間が持ち込んだネコによって相当の被害を受けている。
 
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目の前を歩くガラパゴスバト。
目の周りの青いリングが特徴的な鳩である。
エサの植物や昆虫が豊富になる夏の雨季が、繁殖期にあたる。2個の卵を産みヒナがかえると親鳥は警戒心を増し、もし巣に近づくものがあれば、片方の翼が折れた仕草をして、侵入者の注意を巣から遠ざける行動をとる。
 
ロス・ヒメロスの見学を終え、近くのエル・チャドでゾウガメの見学に向かう。

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