2016年4月24日に横浜の兄の家で法事があったので、その前後にいくつかの古墳・城跡・博物館などを見学した。4月23日(土)に東京都町田市の武相荘、神奈川県藤沢市の遊行寺など、4月25日(月)に静岡県沼津市の高尾山古墳、浜松市の二俣城跡など、4月26日(火)に浜松市の高根城跡、井伊谷城跡、三岳城跡、北岡大塚古墳など。
武相荘。駐車場側入口。
2016年4月23日(土)10時30分頃、TBS緑山スタジオ前を通って東京都町田市の武相荘の駐車場に到着。周囲には住宅は多いが、元々かなり起伏の激しい山間地であったことが分かった。
6年ほど前にも見学しようと思ったが、アクセスを調べていなかったので諦めた。最近、白洲次郎の評論集で文庫本となった「プリンシプルのない日本」を読んだ。
駐車場側入口の脇には、農器具の一部であったと思われる木製スポークが展示してある。
駐車場側入口から散策路を歩くと、前方に3階建ての受付棟と左上の旧ガレージ・現カフェ棟が見えてくる。
武相荘。鶴川街道側入口。
正面が旧ガレージ・現カフェ棟。右奥に門・母屋。左手前に受付棟。
チケットは1050円と高い。
武相荘。解説板。
2001年10月より記念館・資料館として一般公開。 2002年11月、町田市指定史跡に認定される。
武相荘。正面の門とツツジ。
旧ガレージ・現カフェ棟。
NHKの日曜美術館の紹介編を15分ほど放映している。
モニターを置いている台座代わりの引き出し付き机が秀逸。
旧ガレージ・現カフェ棟。展示のツーリングカー。
白洲次郎愛用車の同型車。
旧ガレージ・現カフェ棟。展示のツーリングカーの解説文。
門。右は現「Bar & Gallery」“Play Fast”。
門に置かれた郵便受け・新聞受け。
白洲次郎の作品のようだ。
門の内側にある給水設備。
鋳鉄製のアールデコ的意匠。
門の左にあるトイレ内部。
ステンドグラスが嵌まっている。「日本人ほど文化文化とわめきながら、文化を大切にしない国民はいない。それは自分自身を大切にしないことに通ずる。」という貼り紙がある。
残念ながら、現代の日本人は文化文化とわめきもしない。
門の内側から外側の風景。
門の左にある「Bar & Gallery」“Play Fast”棟とその左手前のレストラン棟。
レストラン棟「武相荘」入口。
玄関上にある釣花入れが洒落ている。母屋にも古い灯明台が使われている。
武相荘・母屋。
東側妻面の兜造り。
武相荘・母屋。
武相荘・母屋。玄関。
武相荘・母屋。玄関。裏山への散策路方向。
靴袋に靴を入れて入場する。内部は撮影禁止。
石塔。
白洲正子は次郎の遺髪を塔下に納めたと、日曜美術館のビデオで紹介されていた。
石塔と裏山への散策路。
立派なタケノコが数本生えていた。
裏山の散策路。
数分で見終わる短い散策路であった。小山の上に洋館が見える。白洲家親族の住宅らしい。
このあと、「Bar & Gallery」“Play Fast”棟の展示を見て、写真を撮影した。