生贄の祭壇の後背部にある部屋。太陽のワカ・月のワカ遺跡。トルヒーヨ。
2015年6月15日(月)。
大広場から大基壇の頂上部へ移動する。
生贄の祭壇とその後背部にある部屋。解説図。
生贄儀式でモチェの神に扮した人物たちが出番を待ち、生贄を祭壇へ引き出す。
中央基壇内部の壁画群。
神殿建設の3段階における壁画の変遷。
月のワカの頂上部の壁には多彩色の壁画やレリーフが描かれ、神々のパンテオンが表出される宗教的・儀礼的空間として機能した。
「アイ・アパエク」とは考古学者ラルコ・オイレが半神半人の神的存在をまとめて名付けたもので、ヘビの帯を着けたA・B・Cの3神に「光芒を発する神」と女神1柱を加えた5柱がモチェの主神であるとされる。
神殿更新のたびに、以前の壁画は内部に残されていった。
頂上部の壁画。
生贄の祭壇。解説図。
頂上部西側へ。
頂上部西端。セロ・ブランコ。
頂上部の壁画。
アイアパエックと呼ばれるモチェの最高神。大きく見開いた眼、鋭い牙、波打つ髪、丸を二つ重ねたような特徴的な耳。アイアパエック神の御前で、多くの捕虜や生贄がその首を刎ねられ命を奪われたことから「打ち首の神」との異名もある。
頂上部西端から太陽のワカ。
中間の居住区は発掘中。
居住区の発掘風景と出土資料。
織物工房の風景が描かれた皿。チチャ酒を造っている風景の容器。金属精錬の様子を描いた容器。
神殿内部の部屋。
基壇頂上部。菱形のパティオとセロ・ブランコ。
月のワカ。復元想像図と基壇頂上部の菱形のパティオの位置。
菱形のパティオ。儀式用の部屋。復元想像図。
菱形のパティオの壁画。
儀式用の小屋。
儀式用の小屋。復元想像図。
神殿更新により隠された壁画。
45分ほどで、見学を終了。途中、チャチャポヤスで出会った欧人客と遭遇。ほぼ一緒の行程を取っていたといことか。
14時20分頃、ミニバス(コンビ)に乗り、トルヒーヨ市内に帰着。今さら、遺跡に行く時間もないので、国立トルヒーヨ大学博物館を見学することにした。
市街地は小さく、碁盤状で分かりやすい。