御嶽山の頂上付近。田ノ原へ向かう麓から。剣ヶ峰は火山灰で覆われ異様な光景。
2016年10月12日御嶽山へ登山に出かけた。
9月24日から、王滝口登山道の入山規制を一部緩和し、火口から約1キロの9合目避難小屋まで登れるようになったとのニュースが流れたので、準備していたが、9月から10月前半は雨が多くて、登山できなかった。
10月10日は天候が回復したので、行こうかなと思ったが、8・9日は雨だったので、登山道は水たまりが多く、登山道の岩も湿っていると思い、晴天が予想された10月12日を選択した。
10月11日午後2時頃自宅を出発、19号線を走り、16時頃に道の駅「木曽福島」に到着し、車中泊。12日午前6時頃の室内温は10度。予想していたので、フリースを着込も、問題なし。気温の時間帯予想から午前10時頃から暖かくなることが分かっていたので、8時に道の駅を出て、9時頃に田ノ原駐車場に到着。2年ぶりとなり、懐かしい。
田ノ原駐車場から御嶽山。
係員から登山者は登山届を提出すように依頼された。駐車は無料。
駐車台数は少なく、麓の遥拝所あたりまで散策する人がほとんど。登山者とは10人ほど対向した。
午前10時頃になると、暖かくなり、ポーラーマックスのTシャツと秋用の山シャツの2枚で上半身はOK。
田ノ原駐車場から頂上付近。
田ノ原の鳥居から御嶽山。
10時5分に鳥居から出発。遥拝所から少し上の区間は土嚢が積まれ、歩きやすくなっていた。あとはいつものコースを辿り、11時42分に9合目避難小屋へ到着。
9合目避難小屋。
左上は王滝頂上の村営王滝頂上山荘。避難小屋はニュースで見た感じより小さい。
係員が一人いて、立入り規制の監視をしている。
9合目避難小屋。立入り規制。左には花が供えられている。
9合目避難小屋付近から田ノ原駐車場方面。中央アルプスや八ヶ岳が見える。
火山灰は登山道では見かけなかった。きれいに流されたという。
9合目避難小屋付近から眺める富士山。
ひょっとして、富士山かなと、係員に尋ねると、そうだった。いつもは、剣ヶ峰からしか富士山を見ていないので、ここからも見えるとは意外だった。
前面は中央アルプスの木曽駒ヶ岳から空木岳に至る稜線で、その奥は南アルプスの塩見岳か悪沢岳あたりか。
係員と今週末までで9合目避難小屋までの登山シーズンは終わりですね、と意見が一致。
12時4分下山開始、13時4分田ノ原駐車場帰着。
つくずく、登山体力の衰えを感じる。以前は剣ヶ峰から1時間で田ノ原へ下っていた。
13時30分頃、昼食を車内で作っていると、王滝頂上からガスが降り始め、頂上付近の展望はなくなった。
14時過ぎ、田ノ原駐車場から帰宅の途に着いた。途中、長野県製薬に立ち寄り、ピロリ菌に効能がある御岳百草丸を購入。