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台湾個人旅行12日間 台北南郊・烏来 烏来温泉

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台北南郊・烏来のバス停。
 
台湾を20161125日から128日まで個人で旅行した。台湾は2回目で、前回は19911月に23日で個人旅行したが、目的は故宮博物館見学ぐらいだったので、旅行らしい旅行は今回が初めてとなる。
 
オーストロネシア語族探究目的で4年ほど前から検討していた。月1回ほどあるジェットスターのバーゲンセールが10月初めに都合よくメールで来たので、とりあえず往復日を決めて購入した。エア・アジアの名古屋・台北運航も来年ありそうなので、今回は東部・南部を中心にすることにした。
名古屋・台北往復運賃は4980円、空港施設料4190円、手数料1300円で合計10470円。
 
実質1112日の行程は地球の歩き方、旅行書、国分直一の著作などを読みながら決定していき、ネットで鉄道・バス時刻表の検索方法を習得しながら、移動時間を計算し、1113日からホテルをネットで予約していった。
 
旅行費用は宿代が118004千円台で、約25000円。全費用は約84000円。ホテル予約サイトの割引を約4100円利用できた。
 
安いホテルやゲストハウスでも、清潔度や機能度は満足できる状態だった。スリッパはどこにもあり、持参したサンダルは無用だった。瑞穂温泉山荘の和室だけタオル・歯ブラシはない。
台北の日本人宿は満室で断られたが、閑散期なのでホテルはどこも空いているように思われた。
蔡政権の誕生により中国からの客が減ったので、様々な面でありがたい。
 
この時期の気候は那覇と石垣島の温度変化を参考にして、服装を準備した。北部は日本中部の晩秋、南部は初秋であった。荷物の軽量化のために、初秋を基準としたが、問題はなかった。日本帰国時の寒さ対策のために、アウターでなく、防寒用のアンダーウエアを充実させた。桃園空港で下着やアウターを重ね着して着込んだので、リュックの中身に余裕ができた。
 
1125日(金)。中部国際空港2230分発、台北空港15分着。
1126日(土)。烏来温泉。台湾博物館。
1127日(日)。礁渓温泉。宜蘭(石敢当)。蘇澳冷泉。
1128日(月)。太魯閣渓谷。七星潭。
1129日(火)。花蓮(松園別館)。瑞穂(掃叭石柱、北回帰線記念碑、瑞穂牧場、瑞穂温泉)。
1130日(水)。台東(国立台湾史前文化博物館、卑南文化公園)。
121日(木)。知本温泉。枋寮経由墾丁(鵝鑾鼻)。
122日(金)。石門古戦場(西郷従道記念碑跡)。四重渓温泉。
123日(土)。塀東(三地門・原住民族文化圏区、霧台)。
124日(日)。高雄(旗後灯台・砲台、歴史博物館、鳳儀書院)。台南(台湾歴史博物館)。
125日(月)。台南(安平古堡、赤崁楼、孔子廟)。
126日(火)。台南(烏山頭・八田與一記念公園)。
127日(水)。九份。基隆(海門天険)。台北(新北投温泉)。
128日(木)。桃園空港155分発、中部国際空港535分着。
 
20161125日(金)。名古屋の自宅を出て、今池の味仙で台湾ラーメンを食べた。名古屋メシとして有名だが、発祥地で食べるのは初めて。小さくて、辛くもない。がっかりしたが、台南「度小月の擔仔麵」との比較になった。
 
1126日(土)。午前1時過ぎ、桃園空港到着。入管を経て両替。到着待合所のベンチで仮眠。
ネットで見た15日間フリーsimカードを購入しようと、中華電信の窓口へ向かったが、閉まっていた。営業時間は8時から22時。
8時まで待てない。台北駅付近なら購入できると思って6時ごろ台北市内へ向かい、昼から台北駅付近の中華電信で探したが、定量ギガのタイプしかなく、15日間フリータイプは空港でしか売っていないと言われた。困ったなと言うと、係員はタイペイ101の近くでも売っていると言ったが、イマイチ信用できなかった。
台北駅の観光センターでも尋ねると、別の会社の売店を教えてくれたが、やはり定量タイプだった。定量タイプは2ギガか4ギガを超えると、補充購入しなければならない。WIFIは、どこでも使えるわけでないので、域外で困ったときには役に立たないので、問題外。
 
午後5時頃、仕方なく125元の運賃を払って桃園空港行きのバスに乗った。日本人の男子学生二人連れと話していると、ゲストハウスでフリータイプのシムカードを買いましたと言っていた。ホテルに帰って見てみると、売ってはいたが、5日と7日のタイプだけだった。
中華電信の営業所に行くと、フリータイプは全国各地の空港のみでの販売と言われた。ということは、松山空港でも購入できたわけだ。シムカードの15日間フリータイプを700元で入手した。
 
6時の国光客運のバスに乗り、台北駅に着いた。烏来温泉に行くのだが、MRT新店駅からバスで行きことにして、MRT窓口でイージーカードを購入。イージーカードは地方のバスにも使用でき、小銭の煩わしさがなく便利だった。
 
新店駅に着き、駅前で烏来行きバス停を捜すが分からないので、MRT窓口で教えてもらった。中国語も台湾語も話せないが、基本語を5つ程度知っていれば台湾では何とかなる。数字も何とか分かってくる。コンビニで聞かれるのは、袋がいるかどうか。葱油餅を買うときに、何か言われたが、そばにいた女性が英語で卵を入れるかどうか聞いていると教えてくれた。
駅の山方向の道路沿いのバス停から烏来行きのバスに乗り、山間部にある烏来へ向かった。9時過ぎに、烏来のバス停へ到着。
 
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バス停から川沿いに進むと、南勢渓という川向うに露天風呂が見えてきた。
 
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露天風呂はすでに賑やかであった。無料なので、入ろうと思っていた。
 
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烏来橋を渡り、土産物、飲食店街へ向かう。
9時半では、開いている店は少ない。
 
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南勢渓に架かる覧勝大橋から露天風呂方向。
 
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露天風呂への下り階段入口。見落とし易い。
 
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露天風呂へ川岸を歩く。川の流れは急だが、泳いでいる青年がいた。
 
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露天風呂。左に更衣室らしきものがある。岸辺にコンクリート製浴槽が重なっている。靴で歩くのが憚れた。地元民だけという雰囲気があり、入浴は諦めたが、浴槽に手を入れて、微かな硫黄臭のある温泉水の感触を確かめた。
 
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覧勝大橋から奥の温泉街へと向かった。
 
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温泉の個室。小規模の個室風呂屋が数軒ある。
21200元が基本のところ、150元で入浴。浴槽にコックが二つあり、温泉水と水を浴槽に流し込む方式。個室風呂なので、裸で入浴できる。それほどの湯質ではない。
 
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烏来の民族料理、竹筒飯。
 
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烏来の民族料理、竹筒飯。中味は粽。蒸し米。タイヤル族の民族料理である。
このあと、今回の旅行目的である原住民文化の探究のため、タイヤル族の文化を紹介する「烏来泰雅民族博物館」を見学した。

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