2016年11月28日(月)。
太魯閣峡谷燕子口のバス停から花蓮行きに乗車し、七星潭のバス停で下車。海岸沿いの園地を通り、海岸へ出た。浜辺だけに、風が強い。
人出はそこそこあるが、イカ焼きの屋台が数軒あるだけで、賑やかさはなかった。曇り空のため、清水断崖にも気が付かなかったぐらいで、景色も余り良くなかった。太平洋の波は荒い。
16時過ぎ、七星潭からバスに乗って花蓮市内へ向かう。花蓮駅に到着。南の旧市街・忠孝街に宿を予約しているので、バスでの移動手段を尋ねるため、花蓮駅の南側にある旅遊服務中心へ行った。最寄の文創園区のバス停には1時間後のバスしかないという。近くでもいいので、バス便はないのかと尋ねると、先ほど下車した場所にあるオレンジ色の建物が花蓮客運営業所なので、そこで聞けということだった。
再度下車した場所にもどり、職員に尋ねると、間もなく文創園区を通過するバスが来るというので安心した。文創園区で下車し、スマホで場所を確認しながら、宿へ向かった。
宿は花蓮ドロップバイ・インターナショナル・バックパッカー・ホステル。ドミトリールームで二段ベッド4台の部屋。料金は499元。客は3人ほどと、閑散としていた。受付は好感の持てる青年だった。
パンフレットがいくつか置いてあり、原住民部落への体験観光コースが複数用意あることを知ったが、予定外で時間はない。
B級グルメをいくつかネットで検索していたので、美食地図を貰い、近くの有名店を回ることにした。また、夜市は東大門夜市があるので、行ってみたらと案内された。
まず、南東へ10分ほど歩いて、液香扁食店へ。
扁食とは福建語でワンタンのことらしい。このワンタン店は、花蓮を代表する名物店で故・蒋経国総統も、この店のワンタンが大好きで、よく台北から車を飛ばして来ていたという。
豚肉餡がたっぷり詰まったワンタンは、みじん切りのセロリと揚げニンニク入りのサッパリスープに入っている。
スープはあっさりしているので、たれと胡椒で味を加える。
液香扁食店から北へ歩いて10分。自由街にあるが、道路の真ん中が駐車場帯になっていて、道路の北か南か分からなかったが、北側に行列のできている店が見えたので、発見できた。
店内は混んでいて、店員がカップルの横に相席を案内してくれた。
台湾の小吃で外れがないのは蚵仔煎だろう。どこで食べても、それなりに美味い。それぞれ個性がある。甘辛いソースに特徴がある。
新鮮な牡蠣を厳選し、片栗粉とサツマイモ粉を絶妙な割合で調合しているという。
西北へ15分ほど歩いて、東大門観光夜市へ。
まさに観光夜市で、人出が多い。
店の数や種類も多い。歌謡ショーもやっていた。
原住民区で注文した。特筆すべきものではなかった。
満腹になったので、宿へ帰ることにし、噴水広場を通って西へ歩き、途中セブンイレブンで悠々カードにチャージを追加し、朝食用の巻き寿司を買って、宿に帰った。
翌日は、午前中に花蓮市内の鉄道文化園区と松園別館を見学後、鉄道で瑞穂へ行き、瑞穂牧場、巨石の石柱、北回帰線記念碑などを見学後、瑞穂温泉山荘へ投宿。