高雄の路面電車LRT前鎮之星駅。
2016年12月3日(土)。高雄市。
本日は霧台・三地門の原住民族文化園区の見学を終え、台鉄塀東駅から乗車し、18時に高雄駅へ着いた。翌日は日曜日なので、月休となる台南の国立歴史博物館を見ておかねばならない。高雄から昼頃には台南へ向かう必要がある。
高雄の見学ポイントは多くはないが、翌日、旗津半島、高雄市立歴史博物館、鳳儀書院を見学する予定。今夜の予約ホテルは市議会駅付近なので、土曜の夜の内にLRTを済ましておこう、ついでに六合夜市で夕食も済ませて、ホテルに行こうと考えた。
LRT(ライトレール)路面電車は、日本でも復活の動きがあり、富山市の事例がある。私も欧米豪の各都市で数十年前から随分利用している。名古屋でもその動きがあったが、専用車道のバスで決まってしまった。
歩き方に高雄でLRTを試験運行していると知ったので乗車することにしていた。
台鉄高雄駅から地下鉄へ向かう。駅の階段上に寿司コーナーがあり、安いのを覚えておいたので、翌日の昼に購入した。駅から地下鉄へ近いが、入口が横にあるので分かりにくい。地下鉄駅では予想どおり悠遊カードが使えた。凱旋駅で下車し、地上に上がると、右側にLRTの駅があった。前鎮之星駅というらしい。日本的感覚でいえば、接続上、凱旋駅のほうが便利はいい。
正式には高雄捷運環状軽軌というらしい。路面電車というイメージに反して、専用軌道がある。反対線路に渡る踏切もある。
乗車券無料の告知。
試験運転期間なので、無料。自販機は使えない。
東の籬仔内駅へ向かう電車が到着。
おおむね、15分間隔。乗客は多い。
車両はスペインのCAF社製で、エクステリアデザインはイタリアのジウジアーロという。
凱旋中華駅。
西の高雄展覧館行きに乗車。隣の駅の凱旋中華駅で下車。
左右に車道があり、車道幅100mほどの中央に専用軌道がある。安全ではあるが、LRTとはいえない。
10分ほど待って、前鎮之星駅へ行き、凱旋駅から六合夜市最寄駅の美麗島駅で下車。
美麗島駅。
19時過ぎに、到着。高雄のイメージ写真で昔から見ている光景だ。エレクトーンの演奏をしていた。駅ライブはコンサート的なものは日本でもあるが、恒常的なものは少ない気がする。
六合夜市。
5分ほどで、夜市の端に到着。土曜の夜ということもあるだろうが、異常な人出だった。
六合夜市。
日本アニメのコスプレコーナーは大人気だった。
四代目火影とは、アニメ『NARUTO -ナルト-』の登場人物四代目でナルトの父親という。
六合夜市。海鮮粥。
名物という海鮮粥を食べた。特に美味いものでもない。席の向いの日本人青年は蚵仔煎(牡蠣オムレツ)を食べて、美味いと言っていた。
その後、市議会駅付近のホテルへ向かった。