2017年7月8日(土)。
出土した文物の展示室。
三脚をもつ鍋で、柄のついているもの。炊飯や温酒などに用いられ、後に朝鮮半島や日本へも伝播した。
裸体俑の中には甲冑をつけたものがあった。男性俑は冠や帽子を着けている。漢代の兵士俑の顔には、ひげを黒く塗ったものがある。
腰にミニチュアの銭を10枚ほど下げていた俑もあるという。
秦始皇帝陵周辺では女性俑は発見されていないが、漢代以降は女性俑が一般的に造られることになる。女性俑は髪を結っている。
木製部分を組み合わせるなど、新しい技法が始まっている。肩などの部分に接続用の丸い穴が空いている。
動
物俑。子豚と鶏。
10時過ぎに、ほぼ1時間の見学を終え、西安空港へ向かい帰国の途に着いた。