伊賀流忍者博物館。伊賀市上野丸之内。
2017年5月17日(水)。
伊賀流忍者博物館は伊賀上野城跡の上野公園内にある。ナビでは城内の北東隅にあるので、城外の北東部へ回ったが、城内へアクセスする車道がないと分かり、伊賀市役所の駐車場へ戻ると、有料なので、同じ有料ならばと思い、城内に一番近い坂道上の有料駐車場に駐車した。
伊賀流忍者博物館の忍術実演ショーが本日の午後分は14時しかないというのをネットで調べていたので、13時40分頃だったので焦ってもいた。
5分ほどで、伊賀流忍者博物館の入口に到着。窓口を見ると、JAF割引があったが、会員証は車の中だったので、スマホの電源を入れて、デジタル会員証を出し、100円を割引してもらった。
忍者屋敷から見学するのが順路だが、忍術実演ショーの会場へ急いだ。
忍術実演ショーの会場入口。
2分ほど歩いて、忍術実演ショーの会場入口に着いた。開場直前で、数人待っていた。料金400円は入場するときに支払った。見学客30人ほどのうち、大半は先ほど窓口でショーの料金を払っていた中国人の団体だった。本土か香港か台湾かは分からない。
ショーは撮影禁止だった。会場は思ったより狭い。そのかわり、間近で見られる。
伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」の男女4人が繰り広げるショーの内容はチャンバラや手裏剣投げ、鎖り鎌などの実演で、火薬も使い硝煙もたちこめる。ときおり笑いを盛り込んだ演出も見られた。
公演時間は約25分。最後に、吹き矢で遠くにある風船の的を割るアクトがあり、終了後は中国人の観客2人に実演させていた。なかなか吹き矢が当たらないので笑いを取る。
公演後は、希望者に手裏剣投げを募っていたが、時間もないし料金も高いので、博物館の見学へ回った。
忍者屋敷。
忍者屋敷は、江戸時代の土豪屋敷を移築し見学できるようにした施設。忍者屋敷としては他にも現存しているが、解説や実演を見られるのはここだけという。
欧米人客が多い。
忍者屋敷。内部。隠し戸(回転扉・どんでん返し)。Revolving Door.
ちょっと立派な農家の家屋に見えるが、さまざまな仕掛けが至る所にある。
順次ツアースタイルでガイドが実演案内していく。
忍者屋敷。内部。隠れ監視部屋。
隠し階段で中二階へ昇り、下の部屋を監視する。
忍者屋敷。内部。隠し戸(回転扉)。
左側の壁を押すと回転し、隠し部屋に入る。中の隠し階段を持ち上げて、居間の下へ入り、抜け道から庭の空井戸へ至る。
忍者屋敷。内部。隠し戸の内側。
忍者屋敷。内部。刀隠し。床板の一角を取り外すと、武器が収納されている。
10分ほどで、終了し、次は忍術体験館へ。